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「旦那さんが亡くなったら部屋を貸して」友人の図々しい依頼、断ったら逆ギレされた女性

画像はイメージ

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友人との価値観の違いは、やがて大きな距離を生んでしまうのかもしれない。茨城県の60代前半の女性(教育・保育・公務員・農林水産・その他/年収400万円)は、友人との絶縁について「約4年前の事でした」と振り返る。

「お互いに50を過ぎて老後の生活が気になり始めていました」

ちなみに女性は既婚者で「マンションを購入して10年くらい」経っており、友人は30年独身で「ワンルームのアパート」暮らしだったそう。老後の不安を話し合う良好な関係性に見えるが、一体何があったのだろうか……。(文:長田コウ)

「これで良かったと思っています」

ふたりは、会うたびにお互いの不安を話すようになっていたという。子どもがいない女性は、

「この先私が一人になったら、何かあったら誰に頼めばいいのか…」

というもの。一方、友人は、

「年金暮らしになったら生活出来なくなる」

という悩みだった。そんなある日、友人は驚くような言葉を口にした。

「旦那さんが亡くなったら、私にその部屋を貸してほしい」

夫亡きあと、同居しようというのだろうか。しかし友人は「個性が強く、はっきりと物を言うタイプ」で、一方の女性は「どちらかと言うと控えめな方で相手が傷つく事は言わないタイプ」と、正反対だったそう。一緒に暮らすなど女性にとっては受け入れがたい要望だったようだ。友人にはこう返したという。

「私は自分の生活圏に必要以上に入り込まれる事を危惧して、『そんな事は考えた事がないよ』と言いました」

きっぱり断ったところ、

「その友達は私がいいよと言ってくれると思ったみたいで、逆ギレされました。それ以来会っていません」

どうやら、彼女は「私が自分にとって都合のいい人だと錯覚」していたようだと気付いた女性。この決断に後悔の色一つ見せず、こう締めくくった。

「距離感を取れない人とはこれでよかったと思っています」

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