「子どもの修学旅行費用を貸して」→ 5万円渡したらパチンコに使われる 友人と絶縁した女性
子どもを抱えて苦労している友人は、なるべく助けてあげたいものだろう。しかし、ある程度社交辞令という面もあり、あまり頼られ過ぎるのも困りものだ。
40代女性(熊本県/エンジニア/年収300万円)は、まだ20代前半の頃、早く結婚して子どもを出産した友人がいた。実家があまり頼れないという友人に「何か困ったことがあったら言ってね!」と言ったところ、翌日から
「ねぇ、オムツ買ってきて!」
などと図々しいお願いをされるようになってしまったという。(文:林加奈)
「お金ないけどおいしいもの食べたいからどっか連れてって!」
女性は何かあれば助けたい気持ちはあっただろう。しかしその要求は、女性が仕事中にもかかわらず
「ミルク買ってきて!」
「お昼ご飯作りに来て!」
と図々しいお願いの「オンパレード」だったという。
「私が『仕事中だから行けないよ』と言っても『お腹痛くなったんで帰りますって言って早退してきてよ!』と身勝手なことを言いはじめ……」
確かに、女性の言葉を真に受けたとしても限度を超えている。その後も友人の執拗な頼み事は続いた。
「『ねぇ、お金ないからオムツ買って!』『お金ないけどおいしいもの食べたいからどっか連れてって!』ばかり。『旦那さんに言えば?』と返すと『あの人は仕事だから…』と。私も仕事中ですけど!!と思い、そのまま連絡を無視」
お金をたかるような言動に、助けたい気持ちも無くなってしまったようだ。その後は、友人から頼みごとをされたときは適当に返事をしてかわしていたという。
「臨時収入で5万入ったから増やそうとパチ!」
ところが数年後、友人の子が小学生のときに「修学旅行費が払えないから5万貸してほしい」と連絡があった。
「『子どもさんが可哀想だから』と貸してしまったら最後。そのお金でパチンコへ行っていることが判明。私が見ていないと思ったのか、夫婦でパチンコへ行ったことをSNSに投稿していました。『臨時収入で5万入ったから増やそうとパチ!』と書いていました」
これに怒った女性は友人にすぐ連絡。「今すぐ貸した5万を返せ、返せないなら実家に連絡する」と伝えると、すぐに用意してもらえたらしく、手元に戻ってきたという。
「その後、その友人とは縁を切りました。どんなに仲が良くても金銭の貸し借りはしない方がいいと、いい勉強になりました」
と教訓を綴っていた。
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