Aとは会うだけでなく、毎日メールし、文通までする仲だった女性は、こうした悪口を一方的に聞かされるのもつらかっただろう。
「マウントが嫌になり、メールやLINEの返信もせず、クラブからも遠ざかりました」
少し距離を置くようにしたら、数年後、久しぶりにAから連絡がきた。懐かしくなり返信したが、
「LINEが毎日たくさん届くようになり、面倒だなぁと思っていました」
とこぼす。そのやり取りのなかで、Aが結婚し、妊娠したことを知る。Aを警戒していた女性は、「できるだけ自分の情報を言わないようにしていました」というが、「彼氏との結婚を考えてる」と打ち明けてしまった。するとAは……
「私の生年月日から勝手に無料占いをして、『年内に結婚しないと別れるよ』とアドバイスされました。さすがに気持ち悪いし、彼氏の生年月日も教えろと言われ、今後関わらなくていいなぁと思い、LINEをブロックし、さようならをしました」
たとえAが女性のためを思いアドバイスしていたとしても、女性の許可を得てから占うほうがよかっただろう。そもそも占いは絶縁のきっかけにすぎず、Aのこれまでの言動の積み重ねが招いたと思える。女性は、清々したかのように後日談をこう書いている。
「結婚は、2人の記念日の年明けにはしました。田舎なのでバッタリ会うかもしれませんが、嫌いな人に時間を割いているのはもったいないです。私は旦那と結婚5年目で、かわいい男女の子どもに恵まれ幸せに生活しています」
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