Aは「本当においしい~ありがとう~」と言いながら、女性があげたポテトをおいしそうに食べた。そして、女性が3個目のポテトに手をつけようとした瞬間、「ごめん!あまりにもおいしかったから、あと一口だけちょうだ~い。お願い!」と手を合わせて頼んできたそうだ。
「私は一連の流れからびっくりして考え込みましたが、どう考えてもAちゃんの言っていることはおかしい。(ポテトは)4個しかないのに、2個あげたらそれは一口、二口ではなく半分こだ!と。なので私は言いにくかったですが『4個しかないのに2個あげたら半分あげることになるよね?それはおかしくない?そんなに食べたいなら自分も注文したらいいんじゃない?』と言いました」
正論を突き付けられ、Aは「それやったらいいわ……」と水をチビチビ飲みながらしょぼくれてしまったという。本当は食べたいのに、意地でも自分では注文しないのはなぜなのか。
女性は「Aちゃんは今までにも何か食べていると寄ってきて『一口ちょうだ~い』が口癖で、周りの友人のなかでも有名でした」と明かす。
「それまでは許せる範囲の一口ちょうだいでしたが、今回はダメでしたね。それ以降、(Aとは)だんだんと疎遠になり付き合いがなくなりました。さみしくも思いましたが、Aちゃんと出かけるたびにモヤモヤしたくなかったので、それで良かったと思っています」
たかがミートポテト一品頼むのをケチったせいで、長年の友人を失ったA。彼女が自分の過ちに気付く日はいつか来るのだろうか。
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