「パチンコで当たらないときは店内を歩いて流れを変える」というオカルトについて考える
先日、5ちゃんねるに「パチンコのオカルト民『当たりがでないときは店内を歩いて流れを変える』」というスレッドが立っていた。スレ主は「パチンコに流れなんかあるかい」とオカルトに否定的な立場である。
当たりがでないときは店内を歩いて流れを変える……というオカルトについて、文句があるようだ。しかしこれはスレ主の言う通りである。冒頭で書いたように、パチンコって通常時はどのタイミングで打ち出しても確率は一定。最初の1球目の入賞で当たることもあれば、大当たり確率1/319なのに2000回転かけてもまだ当たらないということもある。
いつ、どのタイミングで入賞するかが大事なんだけど、まあそれを打ち手がどうこうできるもんじゃないんだよね。ただしいつ当たるか分からない以上、オカルトで気晴らしをしながら当たりを待つという気の紛らわし方はできるだろう。
どうせいつ当たるかも分からないんだし、イライラしながらずっと釘を眺めるより、ちょっと休憩がてらホールをうろうろした方が精神衛生上もよろしい。……パチンコホールにいる時点で、精神衛生もへったくれもないけれど。
とにかく、今のパチンコって天井機能もない機種が大半。平打ちしてても大きなハマりでしんどい気分になってついでに時間と金もゴリゴリ削られるんで、オカルト云々抜きにしても適時散歩感覚で台から離れるほうがいいように感じる。
実際にホール散歩直後に大当たりを射止めた!という人もいるにはいるが……
で、当該スレッドにはスレ主の意向に反して、当たらないときには店内をうろうろして、それからまた打ち出しを再開して当たりを狙うというオカルトに好意的な声もあった。ちょっといくつか紹介させていただきたい。
「やめた振り作戦な」
「昨日タバコ休憩後の1回転目で当たったンゴ。やっぱ流れってあるよ」
「まぁ、打つタイミングが変わるから変わるっちゃー変わる。良い方にも悪い方にも」
こんな感じで、プラシーボ効果でしかないんだけど、有効と思い込んでいるユーザーはいる。実際、いつ当たるか分からないことには変わりがないので、色々と試行錯誤して遊ぶのもいいのかな? という気持ちもしてしまうところだ。当人のお金が減るか増えるかするだけの話だし。
どうせどんなタイミングで遊んだところで、均してみれば概ね表記の当選確率で収まるわけだし、たまに席を離れて歩くのもエコノミークラス症候群防止になって良い。遊びなんだから、重篤なギャンブル依存の人もそうでない人も、自分のお小遣いを増やすために、色んなオカルトを信じてみるのもいいだろう。たとえ店内であっても散歩は有益だし。
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