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30歳で中古住宅を購入したら「毎月家賃を払うよりずっと楽」 隣人トラブルも解決し快適生活

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住宅購入は人生の一大イベントの一つだが、どういうタイミングで買うものなのだろうか。岐阜県に住む40代後半の女性(未婚)は

「いずれは家購入とは思っていましたが、購入のタイミングは、賃貸物件の大家さんが、建て直ししたいので退去して欲しいと言ってきた時(30歳)でした」

と語る。やむを得ない事情から購入に至ったが、現在は満足して暮らしているという。(文:國伊レン)

好立地で快適な家だが、唯一の失敗は「隣人トラブル」

転居先も賃貸物件にする選択肢もあったが、もともと母親と猫と暮らしていた女性は「ペット可な物件を探すより中古住宅を購入しよう」と考えた。「就労は私1人なので新築はリスクが高過ぎた」ことから、中古住宅に絞って物件を選び始めた。

最終的に住むことを決めたのは「駅もしくはバス停近く、駐車場あり、スーパー近く、内科のクリニック、銀行徒歩圏内」で、貯金で購入できる物件だった。経済的リスクも少なく、歳をとっても生活しやすい環境が整っている点が魅力的である。

「築年数は古いので、屋根の修繕が必要になったりなど臨時出費はありましたが、毎月家賃を払うよりずっと生活が楽になりました」

家計を圧迫する家賃が無くなったほか、ペットが自由に飼えたり、集合住宅のように騒音に気を付けなくてよくなったりと、快適な生活を手に入れた女性。母親の介護を見据え、一室をフローリングにリノベーションしたそうだ。

良い事ずくめのように思えるが、住んでいると隣人の騒音が度々聞こえる事が発覚した。隣人の勘違いが発端となり、民生委員を巻き込んだトラブルに見舞われることもあったそうだ。

「隣人」という、内見だけでは分からない住みづらさに「こればかりは、昼間に物件をみるだけでは分からないところでした」とこぼす女性。だが、その隣人も高齢になり施設に入ったため、現在は隣人トラブルに見舞われることは無くなったそうだ。

「今は快適です。家購入して満足です」

家を購入するためには多大な出費を覚悟しがちだが、中古住宅も視野に入れるならその限りではないようだ。

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