「この猫殺し!」友人宅で猫が飼育崩壊、マンション管理会社に通報したら「2匹残して保健所に引き取ってもらった」【後編】
友人の部屋の状況を次のように回想する。
「何匹いたのかびっくりしすぎて数えられませんでした。10匹くらい、だと思います。品種もばらばら、壁や床は悲惨なことに。匂いも相当でした。慌てて餌と水換えはしました。数の割にトイレが少ないとは思いました」
これはネグレクトという一種の虐待だ。その後、女性はマンションの管理会社に匿名で通報した。すると友人から
「誰かがちくったみたいで退居を申し出られた。少し減らしたいから2~3匹もらってくれないか」
と言われ、断る代わりに保護猫団体の連絡先を教えた。
【前編はこちら】鬼畜!ペット不可マンションで猫2匹を買いだした友人 不妊手術もせず子猫誕生→飼育崩壊
友人は「生き物を飼う資格はない」
だが結局、衝撃の結末を迎えることとなる。
「ところがその半年後、その友人から連絡があり、電話で話すと猫は2匹残して保健所に引き取ってもらったと言われました。悲鳴を上げそうになりましたよ。殺処分になった可能性が高いじゃないですか。よくそんなことできるな、と」
この友人はそもそも、性格的にペットを飼うことに向いてないように思える。保護猫団体からの譲渡であれば、こういう人に猫が渡ることはまずない。そんなタイプだ。
「『この猫殺し! 2度と連絡してこないで!』と怒鳴って、LINEもブロックしました。生き物を飼う資格はない人だと今でも思っています」
巻き込まれた女性はもちろん、ネグレクトされた猫たちがあまりにも不憫だ。もし読者の周りにも、このような友人や知人がいたら早い段階で自治体に相談し、猫たちを救ってもらいたい。
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