シングル編で第2位は墨田区「東あずま」(家賃相場:8万9500円)となった。家賃相場が低めな割に、複数路線が乗り入れる錦糸町へ約11分、東京や上野へも30分以内で行くことができる場所となっている。次いで3位に、新宿区「新大久保」(家賃相場:10万5000円)が続いた。
ファミリー編のトップは、板橋区「地下鉄成増」(家賃相場:19万8000円)で、掲載期間は「外苑前」より短く8日間だった。東京メトロ副都心線で乗り換えなしで渋谷へ約26分、池袋へ約13分で行けて、駅周辺にはスーパーが充実している点がトップになった要因だろう。
2位は、江東区「木場」(家賃相場:20万8000円)だった。東京メトロ東西線で大手町まで約8分で行ける上に、2030年には有楽町線が隣駅の東陽町まで延伸する予定で、さらに交通の利便性が高くなることが期待されている街だ。
続いて、文京区「本郷三丁目」(家賃相場:29万円)、墨田区「本所吾妻橋」(家賃相場:20万円)、渋谷区「初台」(家賃相場:24万6000円)、杉並区「阿佐ヶ谷」(家賃相場:19万円)が同率3位だった。
上位には東京23区内の駅がランクインしたが、23区も市部も、駅徒歩分数別で見るといずれも2分〜15分の駅近物件で掲載日数が短い傾向にあった。引っ越しを検討している人は、今回のランキングも参考にしてみてはどうか。