幽霊?「白いワンピースを着た若い女性がソファに!」開店前のスナックを飛び出した女性 その後、ママから聞かされた衝撃のエピソード | キャリコネニュース
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幽霊?「白いワンピースを着た若い女性がソファに!」開店前のスナックを飛び出した女性 その後、ママから聞かされた衝撃のエピソード

画像はイメージ

仮に幽霊を見たと思ったとしても、何も恐れることはない。生身の人間のほうがよっぽど怖いからだ。

投稿を寄せた宮城県の50代女性は、「28年前の冬の事です」と書き出した。当時、スナックで働いていた女性はある日、1人でオープン前の準備をしていた。

「ふとフロアーを見たら、白いワンピースを着た髪の長い若い女性がソファに座っていました。怖くなり店を飛び出しました」

距離が離れていたとしたら、何かの光を白い服の人間と見間違えた可能性はあるだろう。だが、この後その女性を知っているという人物が現れたのだ。(文:天音琴葉)

白いワンピースの女性には切ない事情が……

スナックは地下にあり、その建物には他にも地下と1階に飲食店が数軒入っていた。2階から上は住居になっていた。

店を飛び出した後、出勤してきた同僚と話をして一緒に店に戻った。白いワンピースの女性は消えていた。その日は何事もなく仕事を終えたが、同僚が行きつけの1階の飲食店に行き、白いワンピースの女性の話をしたそうだ。

すると翌日、その店のママが投稿者を心配してやって来た。

「そのママは霊感があるという事と、私が見たと言う女性を知っているとの事でした」

以前、地下にはフィリピンパブが入っていたそうで、白いワンピースの女性は「そこで働いていた女性だ」とママは言った。この女性は上階にある住居フロアの一室に、数人のフィリピン女性たちと暮らしていたそうだ。

「その女性は、白い服が好きで良く着ていたそうです。母国に帰り病気で亡くなったのですが、日本を懐かしく思っていたのかどうかは分からないけれど、そのママ曰く、お店かエレベーター前にいつも居るとの事でした」

仮に幽霊だとして、この話の通りなら、悪さをするようには思えないが、なぜかママは投稿者を心配したのだった。

「そのママが何を心配かと言うと、私に子どもが2人いたからだったようで、1週間部屋の四隅に塩を盛りなさい、塩が少なくなったり無くなったり崩れたりしたら再度塩を盛るようにとアドバイスされました。(中略)ハッキリ見た以上、彷徨う霊達が何かしたら困るから…私自身に何か起る事より、身代わりに子供が狙われる可能性があるからと言われました」

塩を盛るというママのアドバイスを実践したのかどうかは書かれていないが、話を聞いてから怖さが消えたという。むしろ白いワンピースの女性に同情の念を抱くようになった。

「異国の地で言葉に不自由感じながら酔っ払いの相手してどんな思いで働いていたのだろうか? 若くして亡くなってしまったと思うと何か不憫に思えてしまい、いつもいると言う、座っていたソファを見た時とエレベーター前の2箇所では、挨拶とお辞儀するようになりました」

成仏できたのならいいが……。

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