新宿駅で遭遇した“ぶつかりおじさん”が「私の腰を狙ってきた」 トラウマになった女性
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画像はイメージ
故意に体当たりしてくる“ぶつかりおじさん”は、危険な上に迷惑極まりない。遭遇率が高い駅は東京都内が多い印象だが、被害者の中にはその場所に恐怖が残ってしまう人もいる。
東京都の60代女性(クリエイティブ系)は、通勤時間帯の8時半頃、新宿駅で“ぶつかりおじさん”に遭遇した。それは、中央線から埼京線に乗り換えようと歩いていたときだった。
前から歩いてきた「眼鏡をかけた中年の男性」とすれ違うとき、腰の一部を思い切り殴られたという。(文:長田コウ)
「うっかりぶつかったというよりは、私の腰の部分を狙ってきたように感じました。ものすごく痛くて、しゃがんでしまうほどでした」
「悪意がある人というのは本当に怖い」
衝撃は大きく、一瞬歩けなくなるほど痛かったと回想。被害について、こう推測している。
「最初はげんこつで殴られたのかなと思いましたが、あまりに痛かったのでもしかしたら硬いカバンのケースの角をぶつけられたのかもしれないです」
駅員に通報することも考えたが、「通勤時で遅刻したくなかった」ことと「しばらくしゃがんでいたらなんとか歩けるようになった」ため、そのまま職場に向かったという。
以来、トラウマになってしまったのか新宿駅で人とすれ違うのが怖くなってしまった。また、人が前から来ると身構えるようになったそう。人ごみで、すっかり怯えるようになってしまったのだ。心境を明かした。
「人とすれ違うときに相手が歩けなくなるほど強い力で手や荷物をぶつけてくる悪意がある人というのは本当に怖いと思いました」
新宿駅には、故意にぶつかってくる男性、いわゆる“ぶつかりおじさん”がいることは、後になってネットで知ったそう。女性が加害者に対し「いつかつかまってほしいです」と書いているように、これ以上被害者が増えないことを願うばかりだ。
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