ところが女性は体育教師に太っていると見なされたのが悔しくて、「極端なダイエット」を始めたそう。
「3か月で10キロどころか15キロ痩せました。生理もとまってしまい、拒食になりました」
体調面にも支障をきたすほどになってしまったにもかかわらず、体育教師は水泳の授業中、「〇〇を見ろ、努力して痩せたぞ」と褒めたというのだ。これには、「こいつバカだと思いましたね」と本音をこぼしている。一方でダイエットの代償は思ったよりも大きかった。
「痩せた代償でとまってしまった生理の治療で、婦人科でホルモン服薬、結局リバウンドで元の体重に。しかも手先、足先の血行が悪くなったのか、特に足先の皮膚の不健康などす黒さは、10年くらいかかって元の色になりました」
投薬を経て体調はなんとか戻ったものの、心の傷は今も癒えていないようだ。「その教師の名前と顔は忘れていません」と怒りをあらわにする。
「いまもし会うことがあったなら、自分がどんなバカをしたのか説明して罵ってやりたいです」
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