実録!パチスロ仲間と一緒にホールに行った結果 → 友人が2.2万円溶かす隣で、プロは「打たない」を徹底していた

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先日の7月の3連休。仕事もプライベートも、かなり有意義に過ごすことができた。友人とも飲みに行ったんだけど、当日集まったメンバーは全員パチスロを打つ人間ということもあり、店に入る前にホールにも寄ってみたんだよね。
僕は今年はからきし打たなくなったが、まあ付き合いということで少しだけ打ち、少しだけ儲かった。メンバーのパチスロ遍歴はさまざまだが、そのスキルというか、立ち回りに関してもまた正直ピンキリ。
お金があればあるだけぶち込んで毎年のマイナス収支が凄いことになっている者もいれば、僕が知っている限り、もう10年ぐらいは間違いなくプラス収支という者もいる。
こういう両極端な人たちと同じホールで打つと、色々と発見があった。(文:松本ミゾレ)
プロは待ち、アマは待たない
ギャンブル依存の人間は、普段から理由をつけて打ちたがる。逆にプロになるとその辺は全く逆で、打たない理由づけをするのが上手い。
初見のホールだったら設定の情勢が分からないので、打たない。客が少なければ設定もないと見越して、打たない。といった具合だ。
とにかく、周りが付き合いでサンドにお金を入れるのを見ても、しれっとした顔で眺めるだけで、あっちにふらふら、こっちにふらふらと根無し草のような動きをする。
恐らく、打てそうなゾーンの台が落ちてないかをチェックしていたんだろう。つまり“見(けん)”に徹するというやつだろう。プロとはかくも、打たないものなのだ。
逆にアマチュア。ただのギャンブル依存はどうか。僕のようなビギナーはなんだかんだ、座っちゃうよね。「3,000円ぐらい様子見する」とか言って。で、当たらない。
その後の予定もあるんであんまり財布の中身を減らしたくないから、そこで僕は投資を控えたんだけど、根っからの賭博狂はそうもいかない。そして当日のメンバーの中にも、そんな奴が1人いた。ちょうどボーナスも出たばかり。財布の中身も分厚い。
ここから更に夜は長いというのに、周りにいる仲間そっちのけでがっつりサンドを連打する。気付けば閉店直前。この友人はかなり短い滞在時間のうちに、22,000円を失っていた。
よく見てなかったが、最近出たエヴァのパチスロにぶち込んだらしい。本人は勝算があったのかもしれないが、今の時代、設定が入っていようと負ける時は負けるのだ。
負ける人は負けるべくして負けるし、勝つ人はやっぱり勝っちゃう
と、まあ短時間(たぶん1時間半ぐらい)の実戦時間の中で、図らずもプロとアマの違いが如実に出る結果が出てしまった。僕もまあアマチュアというか依存症のぶち込み人間なので、常々同じ依存症の友人とは「やっぱり出る店に、朝から並んでツモらないとダメだね」みたいなことは言い合うが……お互いその通りに動いているのを見たことがない。
つまり僕らみたいなのは、もう負けるようになっちゃってるというかね。偶然、マグレでなんか爆発させたりしない限り、基本は低設定を打って沈んでいるだけなのだ。
良い台がなければ打たない。良い台が空くまで財布の中身をホールの空気に晒さない。これを当たり前に徹底しているプロとは、そもそも違うんだなぁと実感した次第だ。
ちゃんと立ち回りをしっかりしないと、そりゃあ毎月何十万も負けるバカも出るわなぁ……。もちろん、プロだって「打たない」と判断した台が結果的に高設定だったりして、爆裂しているのを目にすることもある。
しかしこういうとき、プロは「打って後悔するとお金が減るが、打たずに後悔する限りはお金は減らないので、気にしないようにしている」と発言していた。金言であるが、耳が痛いぜ。
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