夏の恐怖体験…「女性の両手だと分かりました」金縛りの最中、“黒い影”に身体を掴まれた女性 | キャリコネニュース
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夏の恐怖体験…「女性の両手だと分かりました」金縛りの最中、“黒い影”に身体を掴まれた女性

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この世には、科学では説明できない不思議な現象を体験する人も少なくない。投稿を寄せた山口県の60代女性は、以前体験した不思議な現象を振り返る。(文:長田コウ)

日頃から「霊的なものを感じやすい」という女性。ある夜、いつものようにベッドで寝ていると、恐怖の体験が始まったそう。

「金縛りに近い感覚があり、暗闇の中、目は開いていて、自分の部屋の天井や時計、飾り棚などいつもと変わらぬ様子なのに体の自由が利かず、声を出そうにも口をパクパクしているだけで声が出ない。そのうちに何とも云えない気持ち悪い感覚が襲って来ました」

「黒い影の様な女性の肩から上のシルエットは見えました」

これで終わりではなく、仰向けで寝ている女性は「足先からグーっと何かが伸びてくる感覚」があったという。「見えたわけではないのですが」と前置きし、当時を振り返る。

「女性の両手だと分かりました。その手が私の左手を引っ掻く様に強く握り、その勢いで私は上半身だけが起き上がる体勢になったのです。その時に目にしたのは、はっきりと形にはなって見えませんでしたが、黒い影の様な女性の肩から上のシルエットは見えました」

一人で寝ていて、こんな現象が起きたら恐怖で寝られない。なかなか寝付けずにいた女性が目を閉じると「金縛りになりそうな雰囲気」が襲ってきたため、階下にいる家族のもとに逃げ夜を明かした。しかし、悪夢はそれだけでは終わらなかった。昨夜の出来事で指に痛みを感じて見てみると、「左の薬指の内側が赤黒くなり、少し血が滲んでいた」というのだ。

「それを見て更に恐怖を感じたのですが、その傷は深くなかったにもかかわらず、なかなか治らず、傷跡が消失しそうだと思ったら、また元の状態に戻ってしまい、半年はその繰り返しでした」

「天井に張り付いて、寝ている自分を見下ろしており…」と幽体離脱体験も

半年かけてようやく傷が癒えたと思った矢先、忘れかけていた1年後に、再び同じ場所に全く同じ傷ができていたという。時を同じくして、女性は「幽体離脱だろうと思う体験」もしたそう。

「寝ていた自分自身がフワァ~っと天井に張り付いて、寝ている自分を見下ろしており、そのまま部屋のドアを開ける事なくすり抜けて、階段を降りるのも足の指は曲げた状態で階段に指が当たっている感覚はあるのですが、踏みしめているのではなく、タラタラっと流れて行く様に降りていました」

家の中のドアは「手で開けずにすり抜けて」いき、気付けば家族の目の前で号泣しながら「ごめんね。ごめんね」と繰り返し言っている状況だったと振り返っている。その後の様子をこう書いている。

「いつの間にか空を飛んでいて、街並みを数秒見下ろしたと思ったら同じような状態で階段を昇り、自分のベッドに戻るという体験をしました」

この他、職場でも霊らしきものを見た経験が数え切れないほどあるという女性。なお、金縛りは入眠時や起床時に意識はあるのに体を動かせなくなる現象で、「睡眠麻痺」として医学的に説明される場合もある。

女性は、幸いなことに「今のところ災いなどなく、怖い体験もほぼなく、落ち着いて日々暮らしております」と投稿を結んだ。

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