年収1300万円の男性が「釈然としない」と語る大学時代の思い出 「女子からの称賛を浴びるのは常に相方」
このペアの実力はサークル内に留まらず、毎年秋の大会では「初めてシード権を獲得」するほどだった。しかし両者のプレースタイルの違いが、評価の分かれ目となってしまった。
「僕は170センチで細身ということもあり、高校時代から一貫して守って守って戦うタイプでした。僕の相方はミスは多いものの、ショットの威力があるタイプだった」
そのため男性が「相手の強打をしのぎ」、「チャンスボールが来たら相方が決める」という戦法が確立されていった。すると周囲はおのずと、地味な役回りに徹する男性ではなく、得点を重ねる相方に注目しはじめた。男性は当時の様子をこう書いている。
「勝ち進んでも女子からの称賛を浴びるのは常に相方……」
2人で活躍しているのに一方だけが脚光を浴びる状況で、悔しい思いが続いたようだ。このような経験は、学生時代のサークル活動に限った話ではないだろう。職場でも、地道な調整役より、プレゼンで脚光を浴びる企画担当のほうが評価されやすい、といったケースは往々にしてあるものだ。
それでも男性は腐ることなく「4年間エースの座」を守り抜いた。しかし一方で「最後まで釈然としませんでした」と、過去の清算はしきれなかったようだ。
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