茨城の男性、飲み会後、上野から常磐線に乗る → 立ったまま爆睡 → 目覚めたら日暮里駅 忘れられない寝過ごしの思い出
「所要時間約90分ほど?」とも書いており、立ったまま90分も往復していたとは、よほど疲れていたのだろう。もちろん、「上り線なので周りにお客さんはおらず」一人取り残されたまま都心に戻って来た男性。「幸いに日暮里で向かいに終電取手行きが来たので帰れました」と、なんとか帰宅はできたようだ。
2回目の寝過ごしも、同じく年の瀬だった。しかし「違う年の年末12月29日の出勤日」と今度は朝の通勤時だ。
「この時も毎日の残業と飲み会でフラフラ。朝7時に取手から常磐線に乗り、次に目が覚めると10時の取手駅。どうやら爆睡したまま二往復したらしい」
年末でラッシュがなかったことが裏目に出たようで、「誰も起こしてくれなかったらしい」という。出発したはずの駅に3時間後に戻っていたというから驚きだ。当時はスマホもない時代だった。
「駅の公衆電話から職場に電話したところ、俺が出勤しないとプチ騒ぎになっていたらしく、生きていたことに安堵されたが、すぐに出勤しろとのお達しが」
一応の無事が確認され、職場も一安心だったろう。ただ、職場に到着すると、上司からこんな指令が下った。
「職場に着いたら、帰りに携帯電話買って帰れとのこと 今となっては懐かしのメールも出来ないN-203なんか買って帰った記憶が残ってます」
今となっては笑い話だろうが、当時は肝を冷やしたに違いない。


