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「帰国後、家に着くまでの交通費もない」スペインでスリ被害に遭った女性、友人とその彼氏に救われる

大荷物を抱え、無防備にリュックを背負っている観光客など、手慣れたスリからすれば格好のターゲットだったのだろう。

「ショッピング中、おとりの人に話しかけられ、気づいたらリュックの中漁られたという感じでしょうか」

リュックには、帰国後に必要なクレジットカードや現金5万円ほどが入っていた。被害に気づいた女性は、同行していた友人と共にすぐさま地元警察へ向かい、盗難届を出すことにした。

「日本から友人のお姉さんにスペインでの盗難届の書き方を今で言うオンラインで教えてもらい、英語も日本語も通じないスペイン語でなんとかしました」

遠く離れた日本の身内に助けを求め、言語の壁を気合で乗り切った行動力はなかなかのものだ。とはいえ、本当のピンチは日本に帰国してからだった。帰国後、家に着くまでの交通費すら手元に残っていなかったのだ。

「帰国してから家に帰るまで、お金がなかったので、友人に交通費を借り、友人の彼氏のお店で、彼氏および友人にご馳走してもらったのは今でも笑える思い出です」

無事に帰国できたから笑い話で済んでいるものの、帰りの交通費まで友人に借りるハメになったのだから、踏んだり蹴ったりの旅行だったと言えそうだ。

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