クレーマー客が「これはカスハラだぞ」と息巻き、自ら名前と住所を明かす→店長に「警察に相談します」と撃退される

画像はイメージ(AIで作成)
接客業をしていると、意味不明の理屈を通そうとしてくるクレーマーに遭遇することがある。
投稿を寄せた50代男性(サービス・販売・外食)は、かつて東海地方の店舗に勤務していた際、やばい親子客の対応に追われたという。
「母親は少し足腰悪いのもあってか、『アレ持ってこい、コレ持ってこい、ソレ持ってこい』の要求」
会計後の商品まで、常に「重いから車まで運べ、車の中に入れろ」と要求し、座席に置くと「そんな置き方じゃ荷崩れするだろ?商品壊れたらお前が家まで新しい物持ってこい」などと色々文句付けるやっかいな客だった。
「母親が買い物行ってお前ん所の店員に無礼な態度を受けた!」
この親子客は普段からこうした悪質な言動を繰り返していたようで、スタッフだけでなく他の客からも「出禁要請」が出るレベルだったそう。
ある日、いつものように呼びつけられた店員が、ちょうど急ぎの業務で手が離せず、「代わりのスタッフお呼びしますので少々お待ちください」と告げた。この交代が気に食わなかった母親は、帰宅後に息子へ文句を言ったようだ。
店には、さっそくその息子からクレームの電話が入った。
「母親が買い物行ってお前ん所の店員に無礼な態度を受けた、母親は酷く傷付いた、どうしてくれるんだ!」
事前にスタッフから事情を聞いていた男性は、最初は反論せず当たり障りのない謝罪を繰り返していた。すると息子は調子に乗ったのか、こんな言葉を口にする。
「これはカスハラだぞ、お前ん所のその対応周りに言い触らしてやるぞ」
「お客様の仰る通りこれはカスハラですございますよね」
完全に言葉の意味を履き違えている相手に対し、男性は次のようにやり取りを続けた。
「『お客様の仰る通りこれはカスハラですございますよね、ご指摘いただき有り難うございます』と返すと『そうだろ、そうだろ、お前話が解るじゃないか!』とご満悦のご様子」
男性はすかさず、「当店も厳正に対処させていただきますので」と伝え、名前や住所、電話番号を聞きだした。相手が疑いもせず個人情報を話すと、男性はこう告げた。
「有り難うございます、ではお客様からこれはカスハラだと告知がありましたので警察に相談して厳正に対処致します」
相手は「何で警察に言う必要があるんだ?警察は関係無いだろ?」と慌て、さらに怒りに拍車がかかったことがうかがえたという。
「お客様の仰られる通りこれはカスハラです、つまりお客様から店舗スタッフに対する嫌がらせ及び業務妨害に当たることをお客様自ら告知されましたので、こちらとしても警察に相談して厳正に対処致します」
そう伝ると、「カスハラ」の意味を理解していなかった様子の相手は、慌てふためいて言い訳をしてきた。しかし男性は、
「有り難うございました、これ以上の電話は業務に支障をきたしますので失礼致します」
そう告げて電話を切った。それ以降、この親子からクレームの電話が掛かって来ることはなかったという。
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