レジで「俺を待たすな!」激怒する常連クレーマー客 勤務先を知る店員が「そういうときはどう対応されてるんですか?」と逆に聞いた結果

画像はイメージ(AIで作成)
接客業では、理不尽なクレーマーへの対応は精神をすり減らすものだ。投稿を寄せた40代女性は、スーパーで品出しの仕事をしていた際、毎回のようにレジで激怒する男性客に頭を悩ませていたという。(文:篠原みつき)
その店舗では、レジが混み出すと品出しスタッフも応援に入ってお客様対応をする決まりになっていた。
「その日もレジを全部開けて対応していましたが、お客様の数が多くお待たせすることに。すると1人の男性がレジの助っ人にきたスタッフを捕まえて、『俺を待たすな』『1分以内に対応を終わらせろ』と怒られており……」
ある公的機関で「見たことのある男性がいました」
それ以来、その男性が来るたびに試行錯誤して怒らせないよう心がけたものの、結局毎回怒鳴られる結果になっていたという。
そんなある日、女性がたまたま、とある公的機関を訪れたときのこと。
「見たことのある男性がいました。あのレジで待たすなと怒る男性が、そこの警備スタッフとして研修を受けていました」
様々な人が訪れる場所だけに「大変だろうなぁ」と思って見ていたという女性。しかし、その数日後、またスーパーにやってきた男性は、相変わらずレジ前で大きな声で怒っていた。
「そういうときはどう対応されてるんですか?」
その日もスタッフが謝ることしかできず困り果てていたため、女性が代わりに話を聞くことに。大声で怒っている男性に対し、「お客様、失礼ですが○○〇で勤務されてますよね?」と問いかけ、次のように素朴な疑問を投げかけた。
「どうしてもお待たせしてしまうことがあると思うのですが、そういうときはどう対応されてるんですか?」
女性は決してマウントをとって論破しようとしたわけではない。同じく人と接し、現場を回す者として、相手の立場を尊重した問いかけをしたのだ。
この言葉に、男性は「なんで知ってるんだ」と驚いていたというが、接客業の苦労に思いが至ったようだ。
「それからは『順番に待ってもらうしかないね』とおっしゃられ、スーパーのレジでも大人しく順番待ちしていただけるようになりました」
相手を追い詰めるのではなく、冷静に立場を重ね合わせたことが功を奏した出来事である。
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