出産で里帰り中の妻に「あなたは育児から逃げてる」と責められ困惑する夫に説教相次ぐ | キャリコネニュース
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出産で里帰り中の妻に「あなたは育児から逃げてる」と責められ困惑する夫に説教相次ぐ

どうすればいいの……!?

どうすればいいの……!?

ヤフー知恵袋に9月13日、「嫁にめちゃくちゃ言われました。」という相談がありました。相談者は、出産後里帰りした妻の実家に、ほぼ毎日通っているという夫です。出産時は立ち会い、できる限り面会にも行き、仕事後や休日にはほぼ毎日妻の実家に行き、日付が変わる前に帰宅する日々でした。

ある日妻から、休日前なので泊まって欲しいとお願いされましたが、義母に気を使って断ると、妻の態度が一変。

「貴方は育児から逃げてるし自由な時間があっていいわね」

と責められ、困惑しています。(文:篠原みつき)

「たとえ毎日来ていても、お客さま扱いでおもてなしを受けているのでは?」

自分なりに可愛い息子に会うために通ってきたのに、そんな風に言われた夫は、「何か今まで俺がやってきたことを否定されてるような気がしました」と気落ちしています。寝不足になりながら息子の面倒をみていることには感謝しているものの、謝っても許してもらえないそうです。「妻のことは大好きなので、これ以上仲を悪くしないためにはどうすればいいでしょうか」と問いかけていました。

この質問は注目を集め、300以上の回答が寄せられました。多くは、出産・子育て経験のある人からで、

「会いに行っているだけですか?育児には積極的に参加されていますか?もしくは奥様のことをねぎらって差し上げてますか?」
「たとえ毎日来ていても、奥さまの実家からお客さま扱いでおもてなしを受け、赤ちゃんも大変なことは結局自分や親がしていて、質問者さんはラクな事ばかりしているのが気に入らないのでは」

など、夫に厳しい声が飛んでいました。

夫が育児をやってきた様子が書いていないため、義実家に行ってもおむつ替えひとつせず義母の作った夕飯を食べて帰るだけなのでは……と推察されます。

筆者も経験がありますが、新生児のお世話はとにかく夜中が大変です。初めての不安と緊張のなか、数十分から数時間ごとに起きて授乳にオムツ換え、寝かしつけが不定期に続くため、睡眠不足はもちろん、疲れてイライラすることもあるでしょう。一番大変なときを前に去ってしまう夫が腹立たしい、という妻の気持ちはよくわかります。回答欄には、「あなたが見ているのは育児のほんの一部」と諭す声もありました。

「わがままな嫁」「それは母親の仕事だからあたりまえのこと」という声も

一方、妻側を「わがまま」と捉える人もいます。「奥さんイライラしているだけ。今三時間おきの母乳ですよね。寝れないから辛いのよ」としつつ、

「それは母親の仕事だからあたりまえのこと。少し奥さんワガママですよね」
「奥様がワガママだと思います。(中略)かなりの自己中さんですね」

なかには、産後はホルモンバランスが崩れて、穏やかだった人でもイライラするので、「そういう生き物だと思って」辛抱しなさいと諭す人も多数いました。

確かに産後は情緒不安定に襲われるものですが、対応せずにただ謝る・我慢するだけでは、妻の怒りは収まらないでしょう。回答には、子どもを引き受けて奥さんを寝かせる、外出させるなどしてあげてと諭す声が多数上がっており、筆者も同感です。

筆者も産後は夜中の授乳などで疲弊しましたが、1度だけ夫がミルクをあげてくれて6時間通して寝られたことがありました。亡霊のような寝不足状態がスッキリして、夫にとても感謝したことを覚えています。1度だけでもこんなによく覚えているものなので、相談者には、ぜひ「赤ちゃんに会いに行く」よりも、「妻を休ませる」に重点を置いて、義実家に向かっていただきたいです。

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