「感じる」と「やや感じる」の合計を年代別に見ると、20代は76.0%、30代は64.5%となっていた。20代で早くも諦めそうになっている人が多数いるようだ。
現在、適切な預貯金ができているかについて、「思う」という人は5.4%しかおらず、「どちらかというと思う」(22.5%)を足しても3割以下だった。
また、お金を貯めることに「自信がある」という回答も6.6%のみ。「ややある」(25.8%)を合わせても約3割と低い数値となっている。
最後に、世間と比べて経済的にどう思うかを聞いた。「経済的に豊かだと思う」という人は、3.0%にとどまり、「どちらかというと、経済的に豊かだと思う」は30.4%、「どちらかというと、経済的に豊かではないと思う」は40.0%、「経済的に豊かではないと思う」は26.6%となった。
「経済的に豊かではない」と感じている666人に、そう感じる瞬間を聞いたところ、「欲しいものを買うのに躊躇する時」(62.0%)が最多だった。他にも
「預貯金の残高を見た時」(55.6%) 「質よりもまず価格が気になる時」(41.1%) 「年金に強い不安を感じる時」(40.2%)
といった声が寄せられ、「裕福な友人・知人の話を聞いて自分と比べた時」も2割程度いた。