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同居を迫って「息子嫁に泣かれました」という姑の相談に「そのままでは孫に会えなくなります」と批判相次ぐ

姑だけでもやっかいなのに、三姉妹で迫られては、嫁は相当追い込まれたことでしょう。号泣しても拒絶を通したのですから、よっぽど嫌なのです。救いは、「長男は完全に嫁の味方」ということですが、「嫁が応じない限り話は進まない」と、不満を募らせる相談者。「土地は確保してあるし、設計も進んでいます。お金も私が出すつもりです」と畳み掛け、

「同居とは、嫁が犠牲になるのですか」

と疑問を投げかけました。補足として、自身は後継ぎ娘で親と同居してきちんと家を守ってきた、と自負を語っています。

この投稿は注目を集め、閲覧数は3万回を突破。姑に批判的な回答が100以上も上がりました。

「お嫁さんが嫌がっている時点で『全員にとって暖かい家庭』にはならないと思います」
「説得にあなたの姉妹を連れていくなんてもってのほか」
「同居の強要はモラハラです。やめないとモラハラで訴えられますよ!」

など、そこまで嫌がっているのだから、もう諦めましょう、「息子夫婦の仲までおかしくなる」という忠告が続出。そのまま強行すれば「別居、最悪離婚。あなたは孫に会えなくなります」とまで書く人も。嫁や姑の立場からも、適度な距離を保ったほうが仲良くみんな幸せになれる、という意見ばかりでした。

いまは「家」よりも個人が尊重される時代。多くの人が「老後は子どもに頼らず、自分でなんとかする」という考えになっていることは、今年金融庁が発表した「老後は2000万円貯蓄が必要」に、日本中が驚愕したことでも想像がつきます。

もちろん同居自体は悪いことではなく、お互い納得してとか、同居が前提の結婚もあるでしょう。しかし、今どき「長男の嫁だから同居は当然」の押し付けは通用しないでしょう。

実は、相談したのは嫁だった!「姑は世間から見てどういう人物なのか知りたくて」

この相談のベストアンサーは、「あなたは他人と同居する苦労を知らない」「土地・設計をキャンセルして同居話を白紙に戻し、『勝手に話をすすめてごめんなさいね』と言えば、少なくとも息子さんからは嫌われないで済む」という回答です。

相談者が謙虚にアドバイスを受け止めたのかと思いきや、実はこの相談をしたのは、号泣した嫁の方でした。「皆様を騙すような形になり、申し訳ありませんでした」と謝った後、今の時代にこんなことを普通に話す姑は世間から見てどういう人物なのか知りたくて、姑目線の投稿をしたといいます。

いずれにしても、起こったことは事実でした。ひと昔前はこういう相談だと、息子が母親にいい顔をして嫁が辛くなる、というパターンが多かったものですが、息子もちゃんと自分がつくった家庭を優先に考えていて、やはり時代は変わったのだと感じます。欲を言えば、三姉妹が出そろう前に防御して欲しかったですが。

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