NEXERは1月14日、「各都道府県の住みやすさ」についてのアンケート結果を発表した。調査は2019年11~12月にネット上で実施し、回答率の高かった10都道府県の計102人から回答を得た。
都道府県別に「暮らしやすさ」「その他充実感」「交通の便」の3項目を点数化。「住みやすさ」をテーマに満足度ランキングを作成したところ、1位は福岡県(7.931点)だった。
東京都は何位?「通勤にストレスがかかる」「お金が掛かる」という声も
福岡県が高評価を受けた理由については
「交通の便が良く、渋滞を除けば利便性が高い。治安も良く、医療機関や教育施設、文化施設など公共施設も充実しており、商業施設も多数あるため」(40代女性)
「福岡ぐらいいい街はない。スモールコンパクト。食もおいしい。交通の便もいい。気候は温暖。災害も少ない。観光地に近い」(50代男性)
という人が多かった。一方で「場所によって利便性の違いが大きい」(20代男性)と地域格差を指摘する声もあった。
2位には、神奈川県(7.853点)がランクイン。評価理由では
「温暖で風光明媚で台風などの被害も少なく、交通の便が良く都心にも近いから」(70代男性)
「イベントが多くておしゃれなお店もたくさんある。交通の便もいいし好きな場所」(30代女性)
と”都心に近い”利点を挙げる人が多かった。6位の千葉県、8位の埼玉県でも同様の意見が目立った。
3位の東京都(7.804点)を選んだ理由としては「とにかく便利。ちょっとゴミゴミしてたりはするけど、やっぱり一番住みたい街」(50代・女性)と利便性を挙げる人が多数を占めた。
一方で「通勤・帰宅ラッシュにストレスがかかる」「生活にお金が掛かる」といった問題点を指摘する声もあった。
4位以降は、大阪府(7.686点)、兵庫県(7.559点)、千葉県(7.294点)、静岡県(7.275点)、埼玉県(7.088点)、愛知県(7.059点)、北海道(6.99点)と続いた。