寄せられた回答は、「ありえない」という声が多数派だ。
「上は5歳くらいまで。20歳違ったら親子の域になりますね。絶対なし」
「あなたが19のときに39のおばさんに惹かれましたか?それと同じことだと思います」
「まだまだ若いと思っているのは自分だけです。19歳の子から見たら、立派なおじさんです」
と諭す人が相次いでいる。また、「私が18歳のとき24歳の先輩は、おじさんという認識でした」という人もいた。筆者も高校生のとき、34歳の先生を「中年」だと思っていたが、先生から「34歳は青年だ!」と言われて認識の差に驚いたことがある。年齢の壁は本人が思うより厚いだろう。
また、「勘違いして行動に起こしたりするとストーカー扱いになります」という忠告や、もし誘われれば「そんな目で見られてたことに引いてしまうかも」という声もあった。経験談を語る人もいて、
「私はアラフォーですが、63の職場のおっさんに食事に誘われた時は気持ち悪く、トラウマになりました」
と書いている。この人は、会社内で配置転換が行われるなど騒動になったことを明かしていた。20歳差はダメ元で誘ってみることも危険で、相手の心を傷つける恐れすらあるようだ。
「私は23歳で42歳の彼と1年ちょっと付き合ってます」という人も
一方で、「相手がOKならいい」「男性の魅力による」と許容する声も散見された。「年の差は関係ない」という人たちも一定数いて、意見を寄せている。
「人を好きになるのに年齢関係ないよ。歳離れてても、話が合う人は合うし、年近くても合わないものは合わないんですから」
「正直、人次第だよ。(13歳差でも)夫だからOKだったんだと思う。魅力的な人は何歳になっても魅力的だし、素敵」
また、「旦那19歳上です」「私は23歳で42歳の彼と1年ちょっと付き合ってます」という方々も。
「たまたま好きになった人がその年齢ってだけだと思うので何も変に思いません」
「アタックしてみてダメなら仕方ないですけど、はなから諦める事はないのではと思います」
などと相談者を励ましていた。確かに決めつけはよくないし、何事にも例外はあると感じる意見だ。
ただ、前述の「トラウマ」になった人などの意見を考えると、素直にこの言葉に飛び付くのは危険ではないだろうか。人は見たいもの、聞きたいことしか受け入れない傾向があるけれど、相手のことを思うなら冷静な判断も必要だ。恋をして楽しい気持ちは分かるが、彼女から誘いがあるのでも無い限り自分からアプローチするのは控えたほうが良いのではないだろうか。