また、「学歴ない人=穏やかではない」というよりは、「学歴ある人=穏やか」といった論調も寄せられた。
「頭が良い人は、周りにいる人達やいろんなものから学習されるから、自分の苦手なものもわかるし、できないことをしている人達に敬意を払える」
「学歴が高いほどより穏やかというわけではないけれど、穏やかな人の割合は確実に高い。勉強できる環境と集中力や思考能力がある人は、過激・短気とは言われにくい」
頭の良い人は自分の感情を客観的に捉える”メタ認知”も優れている。そのため、怒りを覚えたとしても感情的にならず、自分の感情を上手くコントロールし、穏やかに過ごせるのかもしれない。
また、学歴と世帯収入は比例関係にある。”金持ち喧嘩せず”と言われるように、学歴のある人は優しい親に育てられたため、勉強面だけでなくコミュニケーション面も秀でている傾向がありそうだ。周囲にイラっとさせられてもその人の考え方や立場を汲み、穏便にコミュニケーションを取ることができる可能性も高い。
「成績良くても教育熱心で厳しい親に育てられてる子はすごく攻撃的で負けず嫌い!」
一方、高学歴な人ほど性格に難があると考える人もいる。
「国立卒でプライド高くて、自分より学歴下の人を小バカにしてる奴いる」
「元カレがDVモラ男で超絶短気だったけど難関国立大院卒だよ。車の運転で赤信号にいちいちキレてた」
学歴のある同僚や恋人と接した経験から、学歴と性格は関係ない、むしろ反比例するという人も結構いる。確かに自身の学歴を鼻にかけ、他人を見下す言動を繰り返す人もいるだろう。
「成績良くても教育熱心で厳しい親に育てられてる子はすごく攻撃的で負けず嫌い!そして意地悪だった!親によると思う」
他にも、教育熱心の親の下、立派な学歴を手に入れることができたが、他人に優しく接することができないといった人もいる。学歴があっても穏やかでない人の中には、家庭環境に問題があったケースも想定されるため、無暗に人格否定をすることは控えたい。学歴と性格に相関関係はあるのかもしれないが、他にも様々な要因が絡んでいそうだ。