既婚者に結婚のきっかけを聞いたところ、「結婚したい相手がいた」が62.7％、「家庭・家族を持ちたかった」が38.2％、「子どもが欲しかった」が24.5％、「年齢を意識して」が20.1％だった。

未婚者のうち「結婚したいと思わない」と回答した人は51.8％。女性や高年代層で高かった。結婚したいと思わない人に理由を聞くと、「一人の方が気が楽」が50.1％、「自分の都合で生活できない（制約・妥協を強いられる）」が39.0％となった。

また「結婚の必要性を感じない」「今の生活で十分幸せ」「結婚願望がない」「自由に使える時間・お金が減る」という人も3割いた。

未婚者で、「婚活アプリ・マッチングアプリを利用したい」と回答した人は1割強。男性30～40代、女性若年層で比率が高くなっている。利用したいサービスは、「婚活サイト・アプリ」が5.9％、「婚活以外のマッチングアプリ、出会い系サイト」が4.1％だった。

結婚について、どのように考えているかを聞いた。「どんなときでも、どんな状況でも安心できる環境」（28歳女性）と回答する人もいるが、

「社会を発展させるためにすべきであると、理想とされた固定観念や刷り込み」（24歳男性）
「好きな相手と家庭を築ける幸せを得る代償に判断の全てを一人では出来ない窮屈さがあるもの」（49歳男性）
「正直めんどくさいと思うが、歳をとって一人はさみしいと思うのでパートナーは必要だと思う」（52歳女性）

といった声も寄せられた。