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「専業主婦の妻は昼までアニメを一気見。労働意欲ゼロです」 年収1000万円の男性の悩み

男性は香川県在住の30代。営業職の正社員で年収1000万円だ。妻は専業主婦で家事と育児をこなしているが、男性は現状に不満がある。

「妻は『子どもが小学校に上がったら働く』と言いながら、周囲のママ友の影響もあり、専業主婦に慣れてしまった。結果、労働意欲ゼロに。私が朝早くから夜遅くまで仕事なので、『一人で子どもを育てている』という自負がある様子」

「働く」と言っていた妻は子育てに追われ、男性も仕事に忙しい。そんな日々の中、夫婦の生活スタイルはすれ違っていく。

「子どもの学校イベントの日も教えてもらえず、結果報告の日々。帰宅しても妻は子どもと共に寝て、子どもと共に起きる日々。子どもの睡眠時間に合わせてたっぷり寝ているように見えるが、口癖は『眠い』」

男性は妻の家での過ごし方にもヤキモキしている。

「テレワークで家にいる時に妻の動きを見ているが、朝起きて子どもを見送ると、イヤホンをしながら昼までAmazonプライムでアニメを一気見。昼過ぎに夕食の準備をすると車で幼稚園まで下の子を迎えに行き、1時間後に小学生の上の子が帰宅。その後は何をするわけでもなく、公園に同伴しママ友たちと戯れ、日が暮れる寸前まで遊ばせて帰宅。風呂と食事を済ませる」

子どもの送迎や遊びに付き合うことは体力を使いしんどいものだが、男性からすると、この妻の行動は「楽」に見えるのかもしれない。

妻の生活を目にした男性は、「この何気ない日々を、幸せととるかどうかが男の器量かもしれないが、私は毎朝嗚咽するくらい数字に追われている。中間管理職ゆえ仕事がつらい」と吐露する。

「いつ鬱になるかわからないくらいのプレッシャーの中で、不本意ながら部下を叱り、またあるいは褒めて育てている」

「妻には楽に過ごしてほしい」という思いはあるが……

男性は、正社員から専業主婦になった後輩の例を挙げる。

「最近、大手生命保険会社を辞めた大学時代の後輩女性が専業主婦になり、我が家へ遊びに訪れた。『専業主婦は大変!』という妻に対し、後輩はまったく悪気なく『専業主婦って最高だよね!何のノルマもないし、誰にも責められない!チョー楽!』と笑顔で言った。『いいぞ、もっと言え!』と私の心の声が囁いた」

男性は「妻には楽に過ごしてほしい」という気持ちはあるという。しかし妻の言動に首を傾げる日々で、

「子どもは娘2人なので、女3人対男1人の宿命か。それもこれも自己責任。なるほど、『ああ無情』という言葉はこういう時に使うのか」

とこぼす。男性の葛藤は続く。

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