義母絡みの悩みとして、子育てに関することを挙げる人は多い。当の本人は何気なく孫に接しているつもりでも、母親にしてみれば許容範囲外のケースが後を絶たない。しかし嫁の弱い立場では「相手は義母だし」と尻込みしてしまいがちだ。神奈川県の50代女性は、キャリコネニュースに、
「今から20年以上前の話です。息子たちが幼かった頃、義母と同居していました。義母に『たまには出かけておいで。子どもは見ててあげるから』と言われ、その言葉に甘えて外出。しかし帰ってきたら子どもが大泣き。頭のかさぶたを義母が無理やり剥がしたとのことでした」(医療職/200万円)
という声を寄せた。富山県の50代女性(専門職/年収300万円)も「まだ子どもの歯が生え始めた頃のことですが」と過去にあった義母との一件を振り返る。(文:鹿賀大資)
「自分が誰よりも一番正しい姑には怒り心頭です」
女性は当時、娘の健康のために「歯固めクッキー」を与えていたが、同居中の義母はお構いなしに「おかき」を食べさせていた。義母に注意をしても聞き入れてもらえず、しばらくして娘は蕁麻疹を発症。医者から「脂っこい食べ物は控えるように」と指導を受けたが、義母は懲りるどころか、
「今度は黒砂糖タイプの”おかき”をあげだしたのです」
とエスカレートしたため、女性は憤りを隠せない。「自分が誰よりも一番正しい姑には怒り心頭です」とコメントしている。
兵庫県の50代女性(公務員/年収150万円)も、義母の許せない行為の数々を思い返す。産後早々、女性の子どもの名前が気に入らなかった義母は、出生届の提出後もそのことを言い続けていたのだ。また、女性は、
「1歳未満の孫に自分が噛んだ肉を食べさせようとしていた。義母が外食から帰って来た際、自分のよだれを『ご馳走の代わり』と舐めさせようとしたこともあった」
と憤る。それどころか、義母は友人に「小難しいことを言う嫁だ」などと吹聴していた。これでは女性も、たまったものではない。
「義母に我が子を預けたいと思いません」
大阪府の30代女性(医療職/年収200万円)は、義実家で起きた一騒動に「ゾッとしました」と切り出す。その日は義兄夫婦も来ており、女性は家事の手伝いでキッチンにいた。義母はリビングで葡萄を食べており、その場には女性の娘と義理の兄嫁がいた。
「兄嫁が、まだ幼かった娘の面倒を見てくれていました。その話によると、義母が含んでいた葡萄を娘の口の中に入れ、上手に噛めず咳き込んでしまったそうです。キッチンに行く前、義母が『子どもが泣いたら、すぐお菓子や果物をあげろ』と言っていたので、『窒息死もあるから与える時は慎重に』とやり取りしていたのに……」
幸いにも、そのまま葡萄を吐き出せたことで、娘は大事に至らなかった。女性は「もし窒息していたらと思うと不安でたまりません。そんな義母に我が子を預けたいと思いません」と書いている。ただ、夫からは「義母に預けないとダメでしょ」と言われているから困ったものだ。
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