40代女性は、「夫の会社の携帯を夜中に自分の携帯と間違えてみてしまったのが発端」と、不倫が発覚した経緯を明かす。
「会社の部下と3年以上不倫していました。3年間も私と家族を騙していたのかと思うと……。子どもが大学卒業するまでは結婚生活を続けるということで話し合って、あと2年で離婚するか続けるかどうかという選択に迫られています」
再構築中ではあるものの、離婚も視野に入れている様子だ。
「夫は何事もなかったかのように、もう許されたかのように日々暮らしていますが、私は悩んでいます。家政婦のように夫の世話をするだけの生活。生き地獄のような数年間です」
不倫発覚から6年以上たった今もつらい気持ちが続いていることが伺える。
「周囲の説得で夫は相手と別れた。私の前で新婚夫婦のように甘える相手の態度」
60代女性はかつて、妊娠している時に夫の不倫が発覚した。
「出産後、一度は別れたらしいが3か月ほどクリスマスイブの日に不倫相手が寂しさからか『死ぬ』と電話してきて復活。その後、家に呼んで話を聞き、外で会うこと禁止し、代わりに家に来て、食事・風呂・果ては夜具の準備までして泊まらせた。この時、夫は堂々と不倫相手と営みをしていた」
妻側にとってはこれ以上ない苦痛な生活だが、これが3か月も続いたというからさらに驚く。3か月間経ち、耐えきれなかった女性は、夫に離婚を申し出たが
「周囲の説得で夫は相手と別れた。私の前で新婚夫婦のように甘える相手の態度。『働いていない者にはわからないしんどさがある』と言った夫の言葉は、44年経った今でも忘れられない」
半世紀近く経っても忘れられないという女性。かなり特異なエピソードだが、それでも不倫された側の心の傷はそう簡単には修復できないということだろう。