「18年前のことになりますが、私が臨月にもかかわらず、旦那が社員旅行で1週間ハワイに行ったこと」
こう語るのは、岐阜県に住む30代後半の女性(医療・福祉・介護)だ。
「予定日まで2週間あるにしても、初産で本当に不安で『こんな人だと思わなかった!!離婚してやる!!』と思っていました」
と当時の憤りを振り返る。間が悪いとしか言いようがないが、いつ生まれてもおかしくない臨月で取り残された妊婦の心細さを思えば、怒るのも無理はない。女性はその後の顛末をこう綴っていた。
「出産は1週間早く生まれ、旦那の帰国とほぼ同時。子どもが生まれてからは今で言うイクメンとなり子どもたちに一生懸命向き合う姿に離婚は思い止まりました」