「浮気してるのかなという、本当に女の第六感とでも言うのでしょうか? ただ漠然とした確たる証拠も無いものだったのですが、言葉や態度がほんの少し前とは違う、ただそれだけでした」
と回想する女性。思えばこれが、予想外の出来事の始まりだった。
「私も何の準備もせず、食事が終わって2人で普通にTVを見て普通に会話しているときに、何気なく『ね、あなた浮気してるでしょう』と言ってみたんです」
「彼は今思うと3秒沈黙して眉1つ動かさずに『ああ』とだけ返して来たんです」
心の準備もないまま何気なくカマをかけてみたところ、あっさり肯定されてしまったのだ。これに驚いたのは女性のほうで、「ビックリしてソファからずり落ち、取り乱したのは私の方」と綴っている。動揺と混乱ぶりはこんな言葉にも表れていた。
「『浮気なんかするはずないだろ! お前を愛しているのに』とか『すまん。でも本当に浮気なんだ。許してくれ』なんて言うドラマの中みたいなストーリーは想像していて、私は泣きながら彼に抱きつく。なんて展開も自分の中では創っていたのだけれども……」
女性の空想もむなしく、夫の態度は決定的だった。
「彼はその後は一言も発さず、寝室に行きほんの僅かな身の回り品を持って家を出て行きました」
「そのバタンと閉まるドアの響きは今だに耳に残っています。私は本当にうろたえました。何が悪かったの?聞き方が悪かったの?そんなに私は嫌な女だったの?それならもっと罵倒するなり、言い訳するなり、して欲しかった。2人で過ごした5年はそんなものだったのか」
あまりの事態に激しく困惑し、突然悲しみが込み上げた様子の女性は
「3日後には離婚届が郵送されて来ました。こんな別れってあるものか。今でもどうすれば良かったのか、何が真実だったのか、私は1人取り残されたままです」
と苦しい胸のうちを綴っていた。
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