
画像はイメージ
人生の晴れ舞台は、長年の友人にこそ祝ってほしい。しかし反応が素っ気ないものだったら……。投稿を寄せた30代女性は「20代の終わり頃」に地元を離れ、県外に移住。一昨年に入籍をした。
女性には10年来の付き合いがある「地元の40代の友人」がいて、結婚を報告すると当然ながら喜んでくれたという。ところがその後、この友人との縁はあっさりと断ち切れてしまった。投稿の冒頭、女性はこう切り出す。(文:湊真智人)
「私の結婚式に欠席どころか、自分から欠席の連絡すらしなかった友人と縁を切りました」
「行きたい!」→「あー、今仕事で忙しくて行けないかも」
結婚式は地元ではなく移住先で行うことにした女性。そこは飛行機で「4、5時間」と、気軽に行き来できない距離にあった。しかし
「その友人は『行きたい!』と大乗り気で応えてくれて、私は親戚や各友人に招待状を郵送で送る事にしました」
旧友の反応に女性も嬉しく思ったことだろう。ところがしばらく経つと、ある異変に気付いた。
「親戚や他の友人には出欠の返信用ハガキやLINEで連絡は貰ったものの、唯一地元の40代の友人から連絡はありませんでした」
あれだけ乗り気だった姿を思うと、疑念は湧くばかり。そこで女性はお盆で帰省した際に直接問いただした。すると友人は、全く乗り気ではない様子でこう答えた。
「あー、今仕事で忙しくて行けないかも」
最初の祝福はその場限りのものだったのか。しかも女性には不満の種がまだあった。以下のように書いている。
「いざ会ってみると、私が出欠の話を聞くまでその人は自分から話をする様な素振りは一切ありませんでした」
分かっていてあえて話題にしなかったのか、すっかり忘れていたのかは不明だが、どちらにしても失礼な話だ。これには女性も強い「不信感」を覚えたという。
実際、結婚式にはその友人の姿はなかったようだ。ただ、一応の祝意は示してきたらしい。
「結婚式が終わって、地元の友人からお祝いのメッセージやプレゼントは届きました」
しかし一度芽生えた「不信感」は、消え去ることはなかった。ついには、最悪の形で絶縁に至ることになる。【後編へつづく】


