更衣室でドライヤーを使ったら「不倫している」と上司に認定された女性の怒り | キャリコネニュース - Page 2
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更衣室でドライヤーを使ったら「不倫している」と上司に認定された女性の怒り

課長は、女性が特定の男性職員と不適切な関係にあると疑っていたようだ。

「○○さん(女性)と○○(相手)さんが(自宅の)駐車場で会っている(のを見た)」

と問い詰められた。しかし、課長も職場の人たちも女性の駐車場の場所など知るはずもない。身に覚えのない女性は「なぜですか?」と聞き返すと、課長はこう返してきた。

「○○さん(更衣室を一緒に使用していた女性の同僚)が、(女性が)帰るときにドライヤーを使っているのを見た」

それを聞いた女性は、心の中で「はぁ?」と思っていた。ドライヤーを使うことが、なぜ不倫の証拠になるのだろう。当時の心境を明かしている。

「その時の私の心の中では、『ドライヤーを使っただけで不倫?世の中全員不倫している』です」

あまりにも飛躍した論理に女性は呆れていた。

「女性ならドライヤーを使用する気持ちがなぜ分からないのか」

そもそも女性がドライヤーを使っていたのには、業務上の真っ当な理由があった。当時、女性はヘルメットやキャップを被る業務に従事していた。「髪質はコシが無く軟毛」である女性は、何か頭に被ると髪がぺしゃんこになってしまう。帰宅前にドライヤーで身だしなみを整えるのは自然なことだろう。

女性は「課長に対して頭に来ました」と書いたうえで、

「更衣室でドライヤーを使用していたと話した女性(10歳程年上)の方がもっと腹立たしいです」

今でも思い出すたびに憤りを感じているようだ。

「更衣室で見たことをいちいち男性上司に話していた、女性ならドライヤーを使用する気持ちがなぜ分からないのか」

同性であれば、身だしなみを整える心理は理解できそうだ。それを「男性に会うため」と短絡的に結び付けられたことが許せなかったのだろう。

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