女性は、元不倫相手にこう言ったそうだ。
「結婚式、来れないよね??私の独身最後の晴れ姿見てほしい!」
おそらく、美しい姿を見せつけることで、別れたことを後悔させてやりたいという気持ちからだろう。女性はさらに、
「勿論、他店の支店長、他の方で可愛がってくれた人も招待し、彼が何故いる??みたいな変な目で見られないようにはしました」
と、カモフラージュ工作まで行ったそうだ。結局、元不倫相手は結婚式にやって来たという。晴れ姿を見て、何を思ったのだろうか。
妻を亡くして寂しげな彼と再会、そして2年後……
それから25年の月日が流れた。女性が51歳、元不倫相手が75歳になった頃、偶然の再会を果たす。
「寂しそうな顔して、1人買い物してる彼と偶然再会。(中略)6歳年下の奥様が脳腫瘍で亡くなったそうです」
かつて女性がパン教室に潜入してまで見た、あの美しい妻は既に他界していた。そして再会から2年後、彼もまた鬼籍に入った。かつての職場の先輩から、こんな連絡があったという。
「葬式の連絡来たから、もし、気になるなら最期のお別れ行ったら??」
「毎日、私は悪い女だったなと思いつつ…」
先輩の計らいで葬儀に参列した女性。そこで目にしたのは、彼の娘の姿だった。それから年月が流れた今、成長した彼の娘を見かけることがあるそうだ。
「彼の娘さんが現在、フリーの女子アナになり、TVでその姿みるたびに、何とも言えない気持ちになりますが、過去は修正出来ないので」
テレビで活躍する娘の姿を見るにつけ、かつて自分がその家庭を壊そうとしていた事実に直面させられるのだろう。
「人の妻となり32年、母親になって31年。毎日、私は悪い女だったなと思いつつ生活してますが、今の私を作ってくれたのも、この経験あったからこそとも」
女性は「人生色々ってこのこと、と思いつつ暮らしてます」と結んだ。
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【前編はこちら】24歳上の不倫相手が旅先で「胸が痛い」→緊急入院! 「見舞いなんか行くなよ!」と言われるも…【前編】


