男性が優柔不断なら、女性から「結婚してください」はあり? 「男が言う決まりはない」「ゼクシィ叩きつけてやれ!」
“プロポーズは男性がするもの”という考えはもう古い?先日のガールズちゃんねるで「『私と結婚してください』って女性のほうから言うのはありですか?」というトピックが立つと、「アリでしょ」「それわたしだわ!」との肯定・応援系コメントが続々と寄せられた。(文:みゆくらけん)
トピ主の女性には大学時代から8年間付き合っている彼氏がいるが、将来のことを考えていると言いながらもなかなかプロポーズをしてこないのだという。年齢的にももうすぐ30歳だというトピ主は、「思いきって自分の方から言っちゃおうかな?」と考えているが、
「やはり、男性からプロポーズされて結婚しないと、結婚後の生活になにか影響や問題が出てくるんでしょうか??」
と不安も抱えている。
「逆プロポーズして今、幸せです」
このトピックに寄せられたコメントは、「女性からのプロポーズ、全然アリ」というものが大多数。実際に「自分からした」というエピソードも多く、現代女性の積極性(もしくは男性の決断力のなさ)が目立っている。
「男が言わなきゃいけない決まりなんてないしね。私は言いましたよ」
「逆プロポーズして今、幸せです」
「こないだ彼氏にいいました。『まだない!』って言われたけど」
などなど、女性からのプロポーズは今や珍しいことでもなんでもない。むしろ、「グジグジしてるアンタをこれ以上待ってらんない!」といわんばかりに堂々とやりのけている人が多い印象だ。
アグレッシブなやり方では、結婚情報誌「ゼクシィ」のリトマス紙使い。
「ゼクシィ叩きつけてやれ!」
「同棲して一年目にゼクシィをテーブルの上に置いて、『結婚する気がないなら別れて実家帰る』って言った」
ゼクシィから漂う圧力、凄い。他にも、なかなかプロポーズしてくれない彼氏にシビレを切らしたある女性は、
「彼氏が泥酔した翌日に『ありがとう。昨日は嬉しかった。父も母も喜んでたわ。式はいつにする?』って大嘘のLINE」
を送信。記憶がない彼は「もしかして酔った勢いでプロポーズしたかも?」と焦ったが、結果的にソレきっかけで結婚することになり、「その後大嘘がバレたけど、今では幸せな笑い話になってます」とコメントしている。けっこうな手口(失礼)だが、うまい。
「男性からプロポーズされたほうが幸せになれるとか多分関係ない」
数々のエピソードを見ていると、とにかく女性たちは昨今の男性の呑気さ、優柔不断さに見切りを付けている。「待っている時間が勿体ない」「グイグイ詰めなきゃ話は進まん」と積極的に動き、「女性から言うのは恥ずかしい」なんてのは、前時代的な発想のようだ。もちろん少数ながらも、
「女として、プロポーズは男の人から言ってもらいたい。男らしい所を見せてほしい。一生に一度の事なので」
という声もあるが、その理想にこだわって婚期を逃す恐怖の方が大きいようだ。また、トピ主が心配している「女性からプロポーズして結婚した場合のリスク」に関しても、
「結婚後の問題はプロポーズどうのと無関係にやってくる」
「男性からプロポーズされたほうが幸せになれるとか多分関係ない」
という意見が多く出た。一部で「男性から言わせた方が結婚後に大事にされる」という旨の意見があったが、それに対しても
「男からプロポーズされたら、結婚後に男が甲斐甲斐しく女に尽くしてくれると思ってるの? 甘いよ」
という説得力満載のコメントが。
また、女性からプロポーズする場合、男性と違うのは若干の脅迫臭(失礼)を漂わせるところだ。男性発信の場合はシンプルに「結婚してください」だが、女性からの場合は「結婚しますか?それとも別れますか?」という二択を迫るパターンが多い。まさに、「結婚orさよなら」。覚悟を決めたオンナはある意味コワイ。「結婚する気がない人とダラダラ過ごしてる時間はない」とハッキリしているのだ。