「虫嫌いな妻と生活できない」夫の相談に非難相次ぐ 「虫を克服できなければ離婚したいの?」
トピ主の実家から土付きの野菜が届けられた時には、妻は土にも虫が付着していることを疑って触れようともしないという徹底ぶりだ。ここまで読むと妻はかなりの潔癖症の人物に思えるが、普段は掃除をしないなどズボラな性格で、虫だけが苦手だという。極端な虫嫌いの妻との生活に悩んだトピ主は、
「この先、妻の虫嫌いは克服できるのでしょうか?」
と相談した。
これに対しては、「虫嫌いの克服は無理」という指摘が相次いでいる。
「虫とかヘビとか、そういうのがダメな人は、ほとんど一生、直りません」
「虫が嫌いなのは理屈でなく、ただただ嫌いなんです!!これ克服は出来ません」
人はなぜ虫嫌いになるのか。フジサンケイグループのエフシージー総合研究所で、ダニやカビなどについて調べているIPM研究室のコラムではその理由について、「自分と異なる生物は外敵であり、『なにをするのかわからない・危険かもしれない』といった、ある種の防衛反応」とし、虫嫌いの感覚は正常だと肯定している。
中には「小さい頃は虫が平気だった」という人もいるが、それは大人に比べると知識が少なく、抵抗感が弱いため。成長するにつれて虫に対して「汚い」「怖い」と言ったイメージが作られ、嫌悪感が勝り苦手になる。一方で虫が好きな人は、そうしたマイナスイメージ形成前に、虫に対して良い印象を持つためだと説明している。
こうなるとトピ主が思っている以上に、克服は難しいだろう。
妻が苦手な部分は夫が代わりにやればいい
虫を見る度に大声を出して驚く妻を持つトピ主に同情を示しつつも、妻の立場から「理解してほしい」という意見もある。同じく虫嫌いな女性は、以下のように言い切っている。
「トピ主さんが変わってください。相手に変われと言うなら、あなたも変わりましょう。世の中にはムシが駄目な人もいる。上司が虫嫌いだとして、上司に『虫嫌いを治しなさい!』と言えますか?奥様だから軽く言えるんですよね」
妻に克服することを求めるのではなく、夫であるトピ主が除虫剤を使うなどの対策を講じる、野菜を率先して洗うなど、妻が苦手な部分を代わりにやればいい、という意見だ。相談文からは妻への思いやりが感じられないため、「虫嫌いを克服できなければ離婚したいの?」と訝しげに見る人もいる。
数々の意見を受けてトピ主は、「たくさんのご意見ありがとうございます。虫嫌いの方って意外と多いのですね」としたうえで、妻の叫び声の大きさについてを言及。さらに
「皆さん、『ぎゃーーーー』っと叫んでいるのでしょうか。近所迷惑にならないか、それも心配です」
と書き、最後まで妻への配慮はなかった。