ネイルをした女性に男性が言ってはいけない一言 「家事ができなさそう」「血豆みたいだね」
クリスマスパーティーや忘年会など、イベントが増えてくる年末。彼女や女友だちの爪の色がふだんと違っていても、決して言ってはならない言葉があります。
リクルートライフスタイルが11月末に発表したネイルに関するアンケート結果によると、「ネイルについて男性に言われてショックだったこと、ムカっとしたこと」の1位は、
「家事できる? 家事ができなそう」
でした。綺麗な指先で気分がアガっている女子にこんなことを言えば、瞬時に「嫌な奴」認定されてもおかしくありません。(文:篠原みつき)
「悪魔みたい」「カビが生えているみたい」と言われた人も
アンケートはクーポンマガジン「HOT PEPPER」が10月12日~11月10日に実施、2259人からの回答を集計しています。ランキング上位は次のようになっています。
1位「家事できる?家事ができなさそう」
2位「これいくらくらいかかるの?高そうだね」
3位「(ダークなレッドに)血豆みたいだね」
4位「(ダークなカラーに)魔女みたい/悪魔みたい」「もっと地味なほうが好きだなあ」(同率)
さらには「(グリーンなどの色合いに)カビが生えてるみたい」「虫がいるのかと思ったよ」など、ネイルアートにまったく理解のない一言や、「気合入っているね」「なにか予定あるの?」など、余計な勘繰りをされた女性もいます。
サロンでは安くても1回4000円くらいはするネイル施術は、そうそう頻繁にはできないでしょうが、クリスマスシーズンは特別なデザインのネイルを施す女性も多いでしょう。そんな特別感を楽しんでいるときに、女は家事をやるものと決めつけ現実に引き戻し、仕上がりではなく費用を気にする発言は、気持ちを一気に暗くしてしまいます。
気づいて欲しいが、余計なことは言わなくていい!
ところで筆者は、ネイリストを目指す友人の練習台になってジェルネイルをしてもらったことが何度かありますが、あれは本当に嬉しいものです。綺麗なストーンを着けるとナチュラルなピンクでも指先がキラキラと輝くようで、自分の手を見ているだけで明るい気持ちになれました。
ダークな色合いに男性が引く気持ちも分かりますが、調査をしたホットペッパービューティーアカデミーは、女性のネイルを
「男性に褒めてもらいたい、というよりも、自分で見て満足したり、女子同士で褒めあう『ファッションアイテム』に近い感覚です」
と説明しています。まさにその通りで、家事云々などデリカシーのない言葉をうっかり口にすれば「アナタのためにオシャレしている訳じゃない!」と恨まれかねません。
かといって、まったく気づかないのも良くないらしく、アンケート結果では約85%の女性が「ネイルをしていること自体には周囲の男性に気付いてほしい」と回答しています。つまり、「気づいても、余計なことは言うべきでない」というわけです。
同解説では、「『ネイル、綺麗だね』くらいでおさめるのが、実はいちばん女子の心を外さないのかもしれません」とアドバイスしています。少々面倒な気もしますが、一方でおよそ3人に1人は「ネイルをしていることに気付いても、何も言わなくてよい」と答えています。無理に褒めるのがイヤなら、何も言わないほうが無難なのかもしれません。
※ウェブ媒体やテレビ番組等で記事を引用する際は恐れ入りますが「キャリコネニュース」の明記をお願いします。