職場恋愛、半数以上が最終的に「相手とは別れた」 トラブル内容2位「気まずくて仕事が手につかない」
日本法規情報は2月22日、「職場恋愛に関するアンケート調査」の結果を発表した。調査は昨年11~12月に実施し、男性312人と女性345人の合計657人から回答を得た。
職場恋愛を経験したことがある人は44%。職場恋愛が始まったきっかけを聞くと、「挨拶をするうちに仲良くなった」(21%)と「相手からのアプローチ」(20%)が多かった。
職場恋愛の交際期間、「1年未満」が約半数
次いで、「飲み会」(15%)、「一目惚れ」「仕事をしている姿にひかれた」(10%)、「仕事を教えていた」(7%)、「仕事を教わっていた」(6%)、「自分からのアプローチ」(5%)と続き、多くの場合、元々接点がある関係から恋愛に発展していくようだ。
同社は、同じ部署やプロジェクトに加入していたりする場合が恋愛関係に発展しやすいのでは、とコメントしている。
職場恋愛をしている・していた人にその期間を聞くと、「1~5年」が39%で、「5年以上」も12%いる。その一方で「6か月~1年」(23%)、「1~6か月未満」(21%)、「1か月未満」(5%)の合計が49%で、”1年以上続いている人”と”そうでない人”が半々となった。
現在、その職場恋愛の相手とどのような状況にあるかについては、最も多かったのは「別れたあと関わっていない」で44%。しかし次いで「結婚した」(24%)、「付き合っているが秘密にしている」(12%)となっている。以降、「別れたが今まで通り」(11%)、「付き合っていることを公開している」(5%)と続く。
職場恋愛のトラブル1位「不倫」
職場恋愛でトラブルに遭ったことがある、または知人から話を聞いたことがあると回答した人は25%。4人に1人が回答しており、身近な存在だと言えそうだ。
「ある」と答えた人にトラブル内容を聞くと、1位は「不倫」(31%)。2位以降、「別れた後気まずくて仕事が手につかない」(20%)、「三角関係」(19%)、「当事者の行動により仕事のモチベーションが下がった」(12%)と続き、仕事に支障をきたす人も少なくはない。
同社は、職場恋愛は職場の雰囲気や人間関係にも影響すると述べた上で、「トラブルへの対処の仕方によって、更なるトラブルに発展したりする場合があるので注意が必要です」と呼びかけている。