遠距離恋愛って実際どうなの? 「帰り際いつも彼が泣くから冷めた」「月一で会いに行って何年か後に結婚した」
新年度を間近に控え、進学や就職・転勤で恋人と遠距離になるという人も多いのではないだろうか。結婚相談所を運営するオーネットは3月14日、遠距離恋愛に関する調査の結果を発表した。
20~34歳の未婚男女383人に「1年以上付き合っている恋人と遠距離恋愛になったらどうしますか」と聞いたところ、「交際を続ける」という人が54%と過半数に上った。「交際をやめる」という人はわずか4%だった。
交際を続ける理由としては「好きであれば遠距離などは関係ない」が57.5%で最も多かった。逆に別れる理由としては「遠距離だと続くとは思えない」が33.3%で1番多く、次に多かったのは「会うための移動時間や交通費など効率が悪い」、「遠距離恋愛だとさみしい」でいずれも26.7%だった。
「東京大阪間での遠距離で、会うときはいつも国内小旅行で楽しかった」
遠距離恋愛で結婚を意識した場合、相手の居住地に引っ越すかどうか聞いたところ、女性で最も多いのは「すぐに引っ越せないが将来引っ越せるよう準備をする」の45.2%だった。一方、男性は「分からない」が34%だった。
調査には、遠距離恋愛でも上手くいっているという声が寄せられていた。
「就職で遠くに引っ越してしまった恋人がいて、ダメかとも思ったが頑張って月一で会いに行って何年か後に結婚した」
「実際に最初は別れようと思って話をしたが相手に結婚を考えてると言われ、1年遠距離でその後1年同棲してます。(中略)今後結婚の予定があります」
遠距離だと「会うための移動時間や交通費など効率が悪い」と答えていた人もいるが、中にはそれを「旅行」のようだと感じて楽しんでいる人もいる。デートに”コスパ”を求めてしまう人には遠距離恋愛は難しいのかもしれない。
「名古屋と京都の遠距離でした。会えるのは月に一度か二度でしたが、毎回小旅行のようなものなので、色々な所に行けたのは良かったです」
「東京大阪間での遠距離で、会うときはいつも国内小旅行で楽しかった」
「話す時間や会えないのもあってお互い冷めた」
一方、なかなか会えずに別れてしまったという人もいる。
「ヨーロッパの人と付き合い、後で遠距離になったが、話す時間や会えないのもあってお互い冷めた」
「彼女が東京へ転勤になった時新幹線もなく一日かかりだったのでさすがに諦めた」
電車で数時間程度ならまだしも、1日以上となるとやはり厳しいようだ。また、中には、
「よく私の地元まで会いに来てくれたが、帰り際いつも彼が泣くから冷めた」
と寂しがり屋の彼氏に冷めてしまった人もいた。