あさイチ「女の友情」特集に反響多数 「出産のときにもめるというか、ギスギスすることが増えてくる」とくわばたりえ | キャリコネニュース
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あさイチ「女の友情」特集に反響多数 「出産のときにもめるというか、ギスギスすることが増えてくる」とくわばたりえ

11月26日放送の「あさイチ」(NHK総合)は、テーマが「女の友情」。視聴者メッセージは千通以上届くなど、大きな反響がありました。冒頭の街頭インタビューでは、「(女友達は)共感してくれる」という声がある一方で、

「そもそも女の友情なんてない」「裏切る」
「本音は何を考えているか分からない」

など、複雑な感情を漏らす人も。ゲストのくわばたりえさんも、「出産のときにもめるというか、ギスギスすることが増えてくる」と心のモヤモヤを訴えていました。(文:篠原みつき)

出産で友情にヒビ?「友だちとしては誇らしいけど、女性としては羨ましい」

あさイチ「女の友情」特集に反響多数

あさイチ「女の友情」特集に反響多数

ツイッターには「なぜ女に限定するのか」といった不快感を表す人も多かったのですが、番組では、女性のライフステージの変化によって友情が変化した例を紹介していました。

高校時代から10年来の親友を持つ26歳の女性は、4年前に結婚・出産してから、独身の親友との距離を感じるといいます。子育てで忙殺される中、親友のSNSは外食の写真も多く、

「(親友は)社会の中で生きているという感じ。友だちとしては誇らしいけど、女性としては羨ましい」

と本音を漏らします。次第に共感できなくなり、話せば話すほどモヤモヤした距離を感じるようになってしまいました。

また、親友が不妊治療をしていると知って自身の妊娠が告げられず、結局出産直前にそれをLINEで伝えたという人も。相手はそっけない祝いの言葉と共に、連絡を絶ったそうです。おそらく、「同情された」「なぜ言ってくれなかったのか」などと不信感を持たれてしまったのでしょう。

くわばたさんは「わかる」と共感し、自身も友人より先に子どもが出来て、「1人目は言えたけれど2人目3人目のときは言えなかった」と明かしました。女性は共通の体験を通して共感を求める傾向があり、こうした悩みはよくあることのようです。

本当の親友なら、「相手を自由にするという友情、愛情があってもいい」

女性の友情にヒビが入るのは、「女性の生き方」に関係があるという見方もあります。明治大学の田中洋美准教授は、日本では「卒業、就職、結婚、出産」という生き方の流れが普通と思われていると解説。そうではない人もたくさんいる中で、「結婚・出産」が重要な「女性の幸せモデル」とされており、

「そのモデルに当てはまらない生き方をしている女性に対して、世の中の多くの人がかなり気を使ってしまう」

と指摘しました。

先述の、妊娠を伝えられないという悩みは、相手の境遇から勝手に気持ちを推し量り、却って相手を傷つけています。逆に、独身の親友が羨ましいという専業主婦の女性は、「今は女性も社会に出て働くのが当たり前」という社会通念に苦しんでいるのかもしれません。

田中准教授は、個人主義が強いヨーロッパでは、「”相手と同じ”をベースとする共感だけではなく、違っていても、あなたが良いならそういうのもありだよねという、『違う』をベースにした共感もある」とも説いています。例えばドイツでは、事実婚や学生で出産してキャンパスでベビーカーを押している人もいるとのこと。他人と違うのは当たり前で、気にすることではないのです。

連絡がない友だちとは、しばらく距離を置くことも一つの友情であるとも語っていました。

「本当の親友なら、相手を暫く放っておくという友情というか、相手を自由にするという友情、愛情があってもいい」

視聴者からの反響も多く、メッセージの中には、「共感や四六時中一緒にいるなど粘着度の高いものを女の友情と思わないで欲しい。国や人生のステージが違っても、連絡の頻度に関わらず繋がっていられる友達というものもある」という声もありました。

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