投稿者は仕事の忙しさにかまけて、家庭を顧みないタイプだったようだ。妻は夫である投稿者に対して、
「あなたが仕事仕事ってやっている間、私も娘も自分の周りで人間関係を構築したの。(中略)車で遠くに通うあなたは地域に溶け込んでない。家でも地域でも異物なの」
と厳しい言葉を投げてきた。突然テレワークで家にいるようになった夫が、よほど疎ましかったのだろう。さらに妻は、娘が中学生の頃に思春期うつと診断されたことを振り返り、
「あなたは担任だった先生に『私だって仕事があるんですよ』って言い訳したわよね?あなたは仕事場が遠いから逃げられたけど、私は同僚からも学校関係者からも笑われたの」
と投稿者を責めた。
離婚しないのは母子家庭だと後ろ指を刺されないためで、「娘の学費さえ出して貰えれば離婚して構わない」とまで言われた。娘は高校を卒業したら家を出るというし、妻は自分が定年後は「第二の人生を生きたい」と離婚をほのめかしているという。
投稿者は意気消沈し、「今まで家族だと思っていたのに…その為に働いて来たのに…私はどうすればいいのですか…」「接待ゴルフを断り、出世も興味を持たずに家族に尽くさなくてはならなかったのですか…」と悲しそうに相談していた。
「今更そんなつもりじゃなかったと言われても、ご家族も困ると思いますよ」
この相談に対し回答者からは、「自業自得だと思います」「仕事一筋はもはや時代遅れ」などの冷ややかな声が相次いだ。
「結婚して子供が生まれ家族になったはずなのに、その役割を果たしてこなかった結果でしょうね。ATMとしての役割しか果たすつもりがなかったのはあなたの方ですよね」
「今のままでは老後の世話や介護はしてもらえないと覚悟しないとね」
といった皮肉や、共働きであることから、「ちゃんと家事炊事半分手伝ってますか?」というツッコミも。「今更そんなつもりじゃなかったと言われても、ご家族も困ると思いますよ」という厳しい意見が次々に出ていた。
一方で、ベストアンサーとなったのは、「お気持ち、よくわかります」と投稿者に同情する、4歳の娘を持つ男性からの励ましだ。テレワークで忙しい中、「僕も悩みながら対策を考えています!」とフォローしていた。
このように行動できれば、投稿者の人生は大きく変わっていたのだろうが、投稿者の娘はもう4歳ではない。誠実に向き合うしか手は無さそうだが、失った時間は取り戻せないのが辛いところだ。