夫が次男であるこの女性の義実家には、 義父、義母、未婚の義弟の3人が住んでいる。帰省するたびに掃除や料理などの家事を押し付けられるという。「特に腹が立つのが料理」といい、
「姑は料理が全然できません。期待されているのはわかりますが、姑は私が作った料理にケチをつけまくるのです。『こんな料理誰でも作れる』『ちょっと切って見栄えを良くしただけ』『皿が良いからおいしそうに見える』『長男の嫁さんは〇〇を作ってくれた』など」
料理を作らせておきながら、文句を言ってくる姑。これはイライラしてしまう。だったら自分でやれ!と言ってしまいたくなるが、夫の手前、我慢せざるを得ない。
「料理にケチつけながらも食べまくり、後片付けも全部私です。義実家の人は寝転がってテレビを見ているだけで、夫は何も言いません。 義実家のために私が存在している訳ではないのに、人を人とも思わない態度に本当に腹が立ちます」
結婚したからといって、妻は義実家の「家政婦」ではない。しかし義実家は当たり前のように全てを女性に押し付けている。ここで夫が間に入ってくれるなり、一緒に片付けてくれれば気持ちも変わってくるのだろうが、何も言わない夫。苛立ちが募るのも頷ける。
「私は潔癖ではありませんが、さすがにカビは避けます」
衛生観念の違いから義実家に行きたくないという人もいる。大阪府の50代の女性は、新婚時代のことを思い出す。結婚して最初のお盆の帰省時、晩ごはんはホットプレートの焼き肉がメインだったという。
「焼肉のタレの瓶のフタを開けたら、口周りについている固まったタレにカビが生えているのが見えた。でも何も言えずそのまま使って食べました。どこから出してきたものなのか。酷いと思いました。賞味期限はチェックしませんでした。見れなかった」
まさかのカビつき焼肉タレにショックを受けた女性。当時義母は60代前半で、「私から見てもちょっとガサツな所はある」という。その後は心の内を顔に出さないように苦労したとか。
「私は潔癖ではありませんが、さすがにカビは避けます」
家事や掃除の仕方など、育った家庭によってやり方も考え方も違う。ただでさえ気を遣う義実家への帰省だが、衛生観念が違えばなおさら陰鬱な気分になってしまう人は多いだろう。
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