「コロナ失業したニート旦那に疲れました」仕事も家事もしない夫に厳しい声 | キャリコネニュース
おかげさまで10周年 メルマガ読者数
65万人以上!

「コロナ失業したニート旦那に疲れました」仕事も家事もしない夫に厳しい声

スマホゲームばかりしているニート夫

スマホゲームばかりしているニート夫

新型コロナウイルスが雇用に与えた影響は大きい。総務省発表の最新の労働力調査によると、5月時点の完全失業者は198万人。前年同月に比べて33万人増え、4か月連続の増加となっている。

ヤフー知恵袋には7月下旬、「ニートの旦那に疲れてきました」という相談が寄せられた。相談者は夫と子ども1人と共に暮らす妻で、夫に対する不満を

「コロナで仕事を失ってから働こうとはしません。私が稼いで何故か私が家事も全部してます」

と嘆く。仕事も家事も妻まかせで、スマホゲームばかりしているそうだ。相談者は「夫婦の悩みは誰に相談したらいいですか?」と問いかけていた。(文:okei)

「離婚して粗大ゴミを追い出しましょう」など妻に決断を迫る声

この相談に対する回答は、妻への同情よりも夫に対する批判が相次いだ。

「離婚して粗大ゴミを追い出しましょう。(中略)家事もしないのなら生きる意味がない」
「ハッキリ言って離婚した方が子供の為ですよ」
「働かない旦那さんなんていらないですよね、愛も冷めてるでしょうし」

など、働かず家事もしない夫を不用品扱いするなど手厳しい。別居を勧める声や、「数週間くらいならそういう期間があってもいいと思いますが、それ以降は甘やかしちゃダメ」「少なくとも家事をやらせるか、ハローワークには行かせましょう」など、夫に毅然とした態度で臨むよう忠告する人も多かった。

夫に「家事をやるか、または働きに出るか」と生き方を選ばせ、「家事をやらないなら、追い出すしかありません」と妻にも決断を迫った人は、自身も新型コロナの影響で仕事がゼロになったが、今はよそで働いているそうだ。コロナの影響で失職しても、すぐに別の働き口を見つける人もいるため、夫の態度は「甘え」としか見られないのだろう。

「お金がないことを、一人で悩まなくても済むようになる」のが結婚?

一方で、「私も仕事を失ったらそうなりそうです」と夫に同情的な声もあった。筆者の知人にも、最近夫が体調を崩して休職中という人がいる。コロナの影響か、電車に乗れなくなってしまったそうだ。妻は自分の仕事にくわえて家事から子どもの保育園の送迎に至るまで一人でこなしている。

「夫は何もしないで寝ているだけ。彼の気持ちは分からない」としつつも、自分が一家を支えるという気概を見せていた。こういう家庭は、実は多いかもしれない。

演出家の森田雄三氏の著書、『人生は、なんとかなるものである』(PHP研究所)に、こんな言葉がある。

「『一人じゃ食えないけど、二人になったら食えるものだ』という、格言というか、諺は、もうないのかな。僕らの若い頃は、年配者がよく言ったものだ。」
「お金がないことを、一人で悩まなくても済むようになるというのが、僕の結婚の実感だ。二人暮らしだと『毎日のジャガイモ』も、美味しく食べられた。」

お金がなくても二人で頑張る気持ちがあれば、結婚生活は続けられるものだろう。しかし相談者は、「とりあえず待ってます。いつになったら働いてくれるのやら。離婚するならすれば、みたいなぐうたらです……」と返信しており、夫のやる気は感じられない。

コロナ禍のいま、夫はかなり自暴自棄、もしくは「いま仕事を探しても良い求人などない」という気持ちなのかもしれない。夫ばかりを責めるのも気の毒というものだ。しかし、子どもの父親でもある夫に前向きな気持が見られなければ、妻は辛くなる一方で共倒れしかねない。

妻は「夫婦の悩み」に留めず、「お金の問題、夫の雇用問題」として、公的機関に相談したほうがいいだろう。せめて夫婦は支え合いが必要ということを、夫が思い出してくれると良いのだが。

【PR】注目情報

関連記事

次世代バナー
次世代バナー

人気記事ランキング

  1. 「婚約した彼氏の実家が貧乏。両家の顔合わせで……」 女性の悩みにアドバイス集まる
  2. 「托卵したのです」夫が不妊症 、不倫妻が取った衝撃の行動 数十年後、息子に「俺のお父さんは……」と言われて……【後編】
  3. 生命保険は誰のため? 元妻のトンデモ理論「死んだら私が使えない」に絶句 → 離婚した男性
  4. 初めての彼氏がマルチ借金600万円、しかも「いつか絶対金になる」と豪語 自分の“血筋“に絶望した30代女性
  5. なぜ誰も止めなかった? 結婚式二次会で幹事が裏切り画策、同期の女性全員にドタキャンされた女性の怒り
  6. 「出会って16年、まだ付き合ってる」なぜ10年も20年も続くのか? 長期不倫にハマる女性たちの告白「彼に離婚してほしいと思うけど……」【再配信】
  7. エグい…22歳のとき47歳の男性と不倫にハマった女性 「結婚式の前日も不倫相手とホテルに」【前編】
  8. タトゥーを入れて「後悔」が9割 男性の半数は「タトゥーを入れた人は絶対に恋愛対象外」と回答
  9. 彼女がイケメンと「1回くらいなら」と浮気して妊娠、托卵されそうになった男性 しかも、人間関係が滅茶苦茶ややこしくて……
  10. もしも夫が、妻が「ADHD」だと分かったら… 夫婦で協力して関係を改善する「10のヒント」

アーカイブ