世帯年収400~600万円のリアル「子どもの教育費に圧迫される」「毎月の赤字をボーナスで補填」 | キャリコネニュース
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世帯年収400~600万円のリアル「子どもの教育費に圧迫される」「毎月の赤字をボーナスで補填」

平均年収でも子育て世帯にはきつい?

平均年収でも子育て世帯にはきつい?

日本の平均世帯所得は、551万6000円(2017年度、厚生労働省発表)。平均年収前後にあたる世帯年収400~600万円の人々は、所得に対してどのように感じているのだろうか。キャリコニュース読者からは、

「可もなく不可もなくです。 特別贅沢をしなければ食べるに困らずに生きていけるので、年収には特に不満はないです。しかし仕事が忙しいので、もう少し体を休める時間がほしいと思います」(正社員、30代女性、千葉県、年収500万円)

といった声が寄せられている。(文:コティマム)

日々の生活を送る分には問題ないが「貯金が無い」

「生活には困らない」という声はあるものの、余裕があるわけではないという意見も見られた。

「生活には困らないが、家族全員で旅行は厳しい」(正社員、50代女性、神奈川県、年収450万円)
「月々の生活は賄えるが貯金が無いので不安」(契約社員、60代女性、山梨県、年収600万円)

世帯年収400~600万円でも、実際に「生活には困らない」と感じている人も多い。しかし旅行や貯金などの「プラスα」の出費まで考えると、心もとないと感じているようだ。

「子どもの学費と老後の資金を貯めるのに頭を悩ませている」

もちろん独身や既婚、子どもがいるかいないかなど、家庭状況によっても余裕の差は変わってくる。

「独身のため、趣味にそれなりに収入を使っても貯金もできているので、不満はありません」(正社員、40代女性、岡山県、年収600万円)
「独身であるため、割と趣味は充実している。しかし、その分年間の貯蓄は少ない」(正社員、30代男性、東京都、年収400万円)
「築40年超えの賃貸に一人暮らし。 欲しい物や行きたい所には行けて貯金もできるが、結婚しようとは全然思わない」(正社員、40代女性、岐阜県、年収500万円)

独身で自分のことにだけ自由にお金が使える状況であれば、趣味や旅行を楽しむ余裕もある。しかし同じ世帯年収でも、子どもがいると使えるお金の状況は一変する。

「子どもの教育資金等にかなり、圧迫されている」(正社員、60代男性、福岡県、年収450万円)
「子どもを養うには余裕はない」(正社員、40代女性、神奈川県、年収550万円)
「非常に厳しい。 2人の子どもを育てるシングルマザーだが、毎月の赤字をボーナスで補填している。子どもの学費と老後の資金を貯めるのに頭を悩ませている」(正社員、40代女性、埼玉県、年収600万円)

平均年収を稼ぐ世帯でも、子どもの養育や教育費はかなり負担になっているようだ。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」「テレワークで快適なこと・つらいこと」などのアンケートを実施しています。

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