メーカー系に勤務する都内の40代男性は、専業主婦の妻と幼児1人の3人世帯。「できれば湾岸のタワマンが欲しかった」と言いつつ、現在は車庫つきの戸建て住宅で暮らしている。都心にある職場から約4キロ圏内と立地もよい。
「今の収入ではタワマンは高嶺の花。管理費や修繕積立金、駐車場代で毎月8万円はかかるらしく無理だと感じました。それに毎年必ず昇給はしていますが、最近は手取りが横ばい。累進課税で急激に上がる、税金と社会保険料が理由です」
男性は「家族は養えますが、家計に余裕はありません」とコメントしている。
「子育ては工夫次第でいくらでも節約できます」
福島県の40代女性は、福祉・介護系の職場で派遣社員として働いている。10年ほど市営住宅で暮らしていたが、最近一軒家を購入した。1階が店舗仕様の中古物件とあって、賃貸収入も得られている。
3人の子どもと暮らしているが、部屋の広さを我慢しているため「経済的には、まだ余裕があります」という。また
「子育ては工夫次第でいくらでも節約できます。衣類などの消耗品のブランドにこだわらなければ、金銭的ストレスのない育児ができる」
と育児における節約の秘訣を述べている。
同じく一軒家に住む千葉県の50代女性には4人の子どもがいる。上の子2人は成人済みで、下の子2人は私立高校と公立中学校に通う。それぞれ大学・高校と進学を控えているが
「学費の貯金はもちろんしていますが、生活にも余裕がありますよ。千葉の田舎なので塾や習い事、部活と好きなことをやらせています」
とのことだ。
アルバイトで働く大阪府の70代男性は「府の職員だったので退職金も結構あった」と振り返る。親からも遺産も相続できたという。
「贅沢はしないが、余裕のある生活。子ども3人には、ピアノ・水泳・学習塾と十分にお金を使った。ピアノは3台揃え、最終的にグランドピアノを購入できたくらい」
そう語る男性だが「車はずっと維持費の安い5ナンバー(小型乗用車)だった」と書いている。
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