福祉関係で週3回フルタイムのパート勤務をする長野県の40代女性は、会社員の夫と共働きで、世帯年収は700万。子どもは3人いるが、そのうち2人はすでに独立しており、現在は夫と中学生の三男と3人暮らし。

「今は貯金もあり、毎月趣味の釣りに家族で出かけることもできています」と述べ、ゆとりのある生活を送っているようだ。

同じく共働きで世帯年収700万円の兵庫県20代女性は、夫と保育園の子どもの3人で地方の一軒家を購入して暮らしている。しかし「車がないので、保育園や病院、買い物に行くのがとても大変でつらいです」と心境を綴った。

「住宅ローンと夫婦の奨学金返済などで毎月の給料が飛びます。ボーナスは全額貯金できていますが、車を買ったらそれも出来なくなります。家事、育児、仕事で精神・肉体的にも限界の日々だけど、専業主婦すると世帯年収は半分になって貯金不可能になるのでやめられませんね」

と不満な心境をのぞかせている。

定年後に待ち受ける厳しい現実「健康保険と住民税がとにかくキツイ」

兵庫県の60代男性は、昨年秋に定年退職した。それまでは「贅沢とまではいかないものの、不自由なく暮らしてました」と語るが、定年退職後は税金の支払いに頭を抱えているそうだ。さらに、コロナウイルスの影響もあり、次の働き口も見つかっていない。

「健康保険と住民税がとにかくキツイです。私の国民年金もプラスになりましたし、生命保険も契約を見直さなければいけない状況です」

と厳しい現実への不安な声を寄せた。

埼玉県の40代女性は、夫と中学生の子どもと3人で暮らしている。「埼玉の都内寄りの一戸建てを新築で購入し、車も一台所有してますが、夫婦ともに忙しいため、ご飯は冷食か外食になりがち」と多忙な暮らしが伺える。「子どもの塾代や付き合いもあるため、月に10万円程度の貯金がやっとだ」と続けている。

東京都の50代男性は、「贅沢はできないけれど、楽しく暮らしている」とコメントを寄せている。

「雑誌の定期購読や新刊の購入等は極力控えて、古本を購入したり、軽自動車に乗ったりしている」

など、支出を抑えるための秘訣を語った。ただし、節約だけではストレスも溜まるため、必要なものは適宜購入するなど生活のメリハリを大切にしているそうだ。

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