新潟県に住む30代男性も、妻には「扶養内で働いてもらいたい」と考えている1人だ。不動産・建設系の会社に勤務する男性は年収690万円。妻も同じ30代で、3人の子どもがいる。現在の生活について男性は
「私の年収のうち約180万円は不動産収入です。不動産借入の残債は600万円程度、年間60万円ずつ返済しています。上の子が23歳になる頃には返済完了する予定です。上の子が大学に入学したら、その学費や家賃を不動産収入から賄い、余った分は下の子たちの教育費に回そうかと。生活費は会社からの給与の月25万円でやりくりしています。今後は子どもたちに習い事もさせたい。子どもたちには不自由なく、やりたいことをやらせてあげたいです」
と語る。また「現在は親の持家に同居しているため家賃はかからないが、将来的にはマイホームを持ちたい」との希望も綴っている。男性は
「ボーナスは貯金や旅行などの娯楽に使うため、このままでは新居のお金が用意できません。住宅購入資金に充ててくれるかは分かりませんが、妻にも働いてほしいです。もしくは、私が今より年収アップするか。常に収入を増やすことばかり考えています」
とコメントしている。
男性は妻に働くことを望んでいるが、出産などで一度仕事を辞めた女性が再度正社員として働こうと思ってもスムーズに行く人は少ない。女性が生涯を通して働き続けられるような社会にしていくことも重要だろう。
「妻が専業主婦のため、朝晩は手作りの食事が食べられる」
世帯年収600~800万円の男性キャリコネニュース読者からは「妻にも働いてほしい」という要望のほか、妻の働きに対して感謝する声も寄せられている。
埼玉県のマスコミで働く40代男性は「妻が専業主婦のため、朝晩は手作りの食事が食べられる」と妻への感謝の思いを述べる。現在の生活にもおおむね満足できているという。
「通勤は1時間強かかるが、家と車を維持し年間約100万円の貯金もできている。強いて言えば、将来必要になる教育費のためにもう少し貯金したいし旅行も行きたい」
都内に住むIT・通信系の企業に勤める40代男性は「妻のアルバイト代で何とか生活費をカバーしている」と打ち明ける。男性は
「生活に余裕はまったくない。毎月数万円の赤字が出ていて、もちろん貯金はゼロ。月1万円の学資保険をかけているのみ」
と綴り、妻の稼ぎに助けられているという声を寄せた。
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