都内在住の30代既婚男性は、本業の医療職とアルバイトの掛け持ちで、年収600万円を稼いでいる。二足のわらじを履く生活は、家を半月空けるほどに多忙を極めているようだ。男性の妻もパートに出ているものの、「パート代は妻のお小遣い。生活費にはなりません」と家庭の財布事情を明かす。男性は「毎日充実感はあります」と現在の生活に満足感を示すが、

「収入に関しては、税金が高く手取りは思ったより伸びていない印象ですね。それでも今年、新築の戸建てを購入しました。夫婦2人の生活で贅沢しなければ貯金もできますが、子どもができたときのことや、老後のことを考えると、妻の収入も生活費に充てないと話になりません」

とも語っている。本音を言えば、多少は妻にも家計に加勢してほしいと考えているのだろう。

また、男性は自身の妻のほか、国の政策にも思うところがあるようで「毎月税金を支払っていますが、正直この先の私たちの生活に何か還元されるとは思えません」と不満げだ。

「医療職という仕事柄、新型コロナウイルスに感染しないよう人一倍気を遣っています。そんな中、感染者が増えるような国策に何百億と税金が消えており、本当にお先真っ暗。『自分の身は自分で守るしかないな』とつくづく感じております」

と国の経済対策を一蹴。税金の使い道に対しても、ちくりと物申している。

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