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世帯年収650万円のワーママ「コロナ禍で旦那の収入3割減。20時までパート」

タスクに忙殺されながらも必死に生き抜くワーママたち…

タスクに忙殺されながらも必死に生き抜くワーママたち…

世帯年収600~800万円の共働きの子持ち家庭では、夫婦どちらかの収入が途絶えると生活の余裕が失われがちだ。そのため、日々のタスクに忙殺されながらも必死で働くワーキングマザーの存在が目立つ。

「子どもは男子3人。上の2人は高校3年生と中学3年生でダブル受験。年間100万円を超える塾代がかかっている。そんななか、コロナ禍の影響で旦那の収入がまさかの3割減。朝8時40分から休憩1時間半を挟んで夜の8時過ぎまで、パートで働く日々を送っている」(東京都/40代後半女性/世帯年収650万円)

今回は、キャリコネニュース読者から寄せられた「世帯年収600~800万円家庭のワーキングマザーの日常」を紹介する。(文:大渕ともみ)

「帰宅後も洗濯や晩ごはんの支度、お風呂の準備などで気が休まりません」

香川県の20代前半の女性は、夫の扶養内でパート勤めをしながら2人の子どもを育てている。女性が働き始めたのは今年に入ってからで、「年収は夫が600万円、私が50万円。昨年、夫の給料が下がったときに不安を感じ、フルタイム勤務のパートを始めました」と共働きを決意した理由を明かす。女性は仕事と育児だけでなく家事も担当しており、

「仕事を終え、子どものお迎えをして帰宅後も、洗濯や晩ごはんの支度、お風呂の準備などで気が休まりません。夫も家事・育児を一通りこなせますが、ここ最近は帰宅時間が遅く、休日もデスクワークをしているため、ほとんどの家事・育児を私が担っている状態。しんどいのはしんどいです」

と、ワーキングマザーならではの悩みを吐露。それでも「家族の欲しいものや子どものやりたいことにお金をかけられるので満足です」と、金銭的な余裕があることのありがたみを噛み締めているようだ。

育児休業明けの時短ワーママ「今はガマンの時だと思っています」

金融・保険関係の会社に勤める青森県の40代前半の女性は、育児休業明けで時短勤務をこなすワーキングマザーだ。現在の世帯年収は750万円だが「フルタイム勤務をすれば世帯年収は900万円以上になります。時間を取るかお金を取るかの選択で、今は時間優先の生活です」と時短勤務を選んだ経緯を説明。現在の生活状況についても打ち明ける。

「子どもの教育費と夫婦の老後資金は、投資や保険を中心に備えているため、現金貯蓄はほとんどしていません。月8万円の家賃を払うとそれほど余裕はないので、お昼はお弁当を持参するなど節約しています」

フルタイム勤務をすれば、娯楽に使うお金の余裕もできるだろうと女性は見込んでいるが「今はガマンの時だと思っています」と胸中を語る。一児の母として、家族に合わせた働き方をしようと精一杯努めているようだ。

仕事・育児・家事を日々こなすことは決して簡単ではない。家族の生活を支える全国のワーキングマザーにエールを送りたい。

※キャリコネニュースでは引き続き「あなたの世帯年収への不満を教えてください」「コロナ第3波到来でもテレワークにならない人」などのアンケートを実施しています。

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