世帯年収1300万円の男性は「現在の世帯年収で生活に支障は全くない。会社員と公務員の共働きで、田畑を有しているので、給与収入以外にも農業収入がある。米や野菜は自家栽培できるので、比較的余裕のある生活ができているのではないか」(京都府/サービス系)と語る。米や野菜を買わずに自家栽培していることが節約につながっているのだろう。
40代男性は「今の生活に不満は特になし。この状況でこれだけの収入を得られて不満があるわけがない」と断言する。どのような暮らしぶりなのだろうか。
「23区内で100平米の土地に注文住宅、車は中古のベンツCクラス、外食は月に2回ほど×1回5000円程度。年に1~2回近場の温泉へ旅行。盆暮れは車で関西に帰省、子どもは国公立大学生と都立高校生という感じです。住宅ローン、自宅から2時間のところの大学に通う長子への仕送り10万円などで月に数万円の貯蓄しかできていないが、満足しているのは買いたいものはあまり我慢せずに買えること」(東京都/メーカー系)
男性の場合、貯蓄が少ない点がネックに感じているようだが、普段の生活に困ることはないことが精神的な余裕に繋がっているのかもしれない。
「子どもは小中高公立、大学のみ私立。貯金はどんどんたまっている」
マンションも車も所有していない人からの声も紹介しよう。世帯年収1200万円の50代男性は、もともと贅沢をせず物を持たない主義だという。子どもは小中高が公立で、大学だけ私立に通わせている。生活ぶりについては、
「飲むのが好きなので、お金をかけるのは週1回の外食。子どもが小さい頃は年に1回の海外旅行。スーパーで値段を気にせず買い物できる余裕はあります。海外赴任が多いのでマンションは会社の借り上げです。会社では、転勤族でも早々に持ち家にする人が圧倒的に多く、うちみたいなのは稀」(千葉県/メーカー系)
ローンに縛られない生活だからか、男性は「貯金はどんどん貯まっている」という。そして「物を持つこと、教育費のコスパをもう一度考えることをおすすめします。それは単なる見栄ではないのかと。人目を気にしなければ人生楽になりますよ」と現状の収入で満足する心の持ちようを綴っている。
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