長野県在住の世帯年収700万円の独身男性(その他/正社員)は、まだ30代前半という年齢にもかかわらず「老後のために食費節約を徹底した。1日250円くらいに抑えてる」と明かす。
「学生のときのほうがお金を使っていたと感じる。交際費も使わなくなりました。結果、中途半端な友人関係はなくなり、孤独感は増えた」
食費1日250円の予算では、健康面が心配される。体を壊してしまっては本末転倒ではないだろうか。
北海道の50代前半女性(IT・通信系/正社員)は世帯年収900万円。「子どもが(手を)離れて、マンションのローンは終わってます。かなり余裕があります」と語るが、
「子ども頼りの自分の親のようになりたくない」
ともらす。実親を反面教師に「贅沢せず、(収入を)老後の蓄えにまわしてます」と打ち明けた。